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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-05-07 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19120028

武士と印刷 ―武将・将軍・藩主たちの知的活動―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月15日(水)、5月29日(水)、6月12日(水)、6月26日(水)、7月 3日(水)、7月10日(水)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
13,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
驚くなかれ、徳川家康は「活字人間」だった。このことをご存じでしょうか?
家康は多くの書物を蒐集し、読書家として知られますが、「読む」だけでなく、書物を「作る」ことにもこだわっていました。実は活字を作らせて、『孔子家語』『貞観政要』『群書治要』などの中国古典や政治書を印刷させていたのです。
家康に続いて、「水戸黄門」こと徳川光圀、八代将軍徳川吉宗、老中松平定信や他藩の武士たちも、個性豊かな典籍を印刷させました。それらは、知られざる知的文化遺産として、今なお全国津々浦々の図書館等に伝存しています。
本講座では、印刷博物館で開催され好評を博した「武士と印刷」展(2016年10月~2017年1月)の調査・研究成果から、武将・将軍・藩主たちによる、百花繚乱たる印刷文化を紹介してゆきます。

【特記事項】
※フィールドワークに関わる費用は別途実費

【講義概要】
第1回 5月15日(水) 戦国武将、徳川家康たちの印刷活動
「印刷」について簡単にお話した後、戦国時代から江戸時代初期の武士による印刷物を紹介します。

第2回 5月29日(水) 「武士と印刷」から見た文治政治
江戸時代初期から中期までの武士による印刷物を紹介します。

第3回 6月12日(水) 学問大名たちの登場
江戸時代中期から後期までの武士による印刷物を紹介します。

第4回 6月26日(水) 百花繚乱!印刷藩主たちの知的活動
江戸時代後期の武士による印刷物を紹介します。

第5回 7月 3日(水) 【フィールドワーク】 印刷博物館見学と資料実見
印刷博物館(東京都文京区)で、「武士と印刷」展で展示した資料を実見して頂きます。

第6回 7月10日(水) 磐城平藩・日向延岡藩内藤侯の文業
本州最北、九州で最南端にあった七万石の譜代大名内藤侯の出版や文業をふり返ります。

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 伊能 秀明
肩書き コーディネータ、明治大学調査役
プロフィール 明治大学刑事博物館学芸員、博物館事務長、中央図書館事務長、図書館総務事務長を経て、現職。法学博士。編著書に『大江戸捕物帳の世界』『鬼平と大江戸犯科帳』『大学博物館事典』『近世法制実務史料 官中秘策』(翻刻)など多数。
学生の教育研究支援のため図書館書評コンテストや書評の書き方講座などの図書館活動推進、社会貢献のため小・中学生の「一日図書館長イベント」や延岡市での生涯教育活動に関与している。
名前 川井 昌太郎
肩書き 印刷博物館学芸員
プロフィール 1998年凸版印刷株式会社入社。情報出版事業本部の営業を経て、2007年より現職。2012年に企画展「印刷都市東京と近代日本」、2016年に企画展「武士と印刷」を担当しました。
名前 宇田川 龍馬
肩書き 印刷博物館学芸員
プロフィール 2007年凸版印刷株式会社入社、新規メディア事業開発に携わりました。2014年より現職。2016年に企画展「武士と印刷」を担当しました。
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