検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-04 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19120014

愉しく学ぶ「くずし字」の世界 ―古文書の見どころ・読みどころ パート1―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月12日(金)~(金)、8月 9日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
24,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
旅先や博物館で見た古文書が、どんなもので何が書いてあるのか、気になったことはありませんか。くずし字は、用途や書き手によりパターンや筆癖もさまざまです。
読めるようになるには、さまざまな古文書を読み慣れ、反復して練習することが大切です。頻出する語句、筆法や筆順、異体字・変体仮名にも習熟したいものです。そして同好の仲間と教え・教えられ・学び合うことも、視野を広げてゆく上で有益です。
第1~5、7回は、幕府・法度、藩主・藩法、町方・事件、女筆・紀行、版本・絵入等の古文書における見どころ・読みどころを一話完結する形で紹介してゆきます。第6・8・10回は、江戸時代に出版された文学作品をとりあげます。今期も、江戸時代初期の仮名草子、および、少し時代がくだって登場した浮世草子作品を読んでゆきたいと思います。ゆっくりと解読を進めながら、当時の版本の文字に親しみ、また、作品世界のユーモアも味わってゆきましょう。第9回は、大名や旗本御家人の名鑑である武鑑のうち、御三家の附家老という特殊な役職の実態を垣間見てみたいと思います。
「御家流」で書いた和漢文調の「候文」や歴史上著名な史料を読み解き、古人と心を通わせるとともに、当時の出来事の一端に触れる愉しさを共有いただければ幸いです。

【講義概要】第1回 4月12日(金) 幕府・法度の文書から愉しく音読
第2回 4月26日(金) 藩主・藩法の文書から書式と読み
第3回 5月10日(金) 幕府・法度の文書を読む
第4回 5月24日(金) 町方・事件の文書を読む
第5回 6月 7日(金) 女筆・紀行の文書を読む
第6回 6月21日(金) 江戸時代の文学作品を読む1
第7回 7月 5日(金) 版本・絵入の文書を読む
第8回 7月12日(金) 江戸時代の文学作品を読む2
第9回 8月 2日(金) 武鑑で附家老の役職を読み解く
第10回 8月 9日(金) 江戸時代の文学作品を読む3

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 伊能 秀明
肩書き コーディネータ、明治大学調査役
プロフィール 明治大学刑事博物館学芸員、博物館事務長、中央図書館事務長、図書館総務事務長を経て、現職。法学博士。編著書に『大江戸捕物帳の世界』『鬼平と大江戸犯科帳』『大学博物館事典』『近世法制実務史料 官中秘策』(翻刻)など多数。
学生の教育研究支援のため図書館書評コンテストや書評の書き方講座などの図書館活動推進、社会貢献のため小・中学生の「一日図書館長イベント」や延岡市での生涯教育活動に関与している。
名前 山口 恭子
肩書き 法政大学兼任講師
プロフィール 江戸時代の文学や文化について研究。とくに江戸時代の書家や書流、「書のお手本」の出版に関することなど、当時の書文化について造詣を深めている。博士(文学)。
名前 滝口 正哉
肩書き 成城大学非常勤講師、立正大学非常勤講師
プロフィール 専門は、近世都市史・文化史。著書に『江戸の社会と御免富─富くじ・寺社・庶民─』(岩田書院)、 『江戸の祭礼と寺社文化』(同成社)など。博士(文学)。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.