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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-05-16 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19120004

「天皇陵」古墳を考える 第64回明治大学博物館公開講座考古学ゼミナール

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月24日(金)、5月31日(金)、6月 7日(金)、6月14日(金)
講座回数
4回
時間
18:00~20:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
100
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
百舌鳥・古市古墳群の世界遺産認定への動き、そして「仁徳天皇陵」古墳の発掘調査など天皇に関連するとされる、いわゆる「陵墓」古墳と「天皇陵」古墳に注目が集まっています。一般にはあまり知られていませんが、修復等にともなう「陵墓」古墳の発掘調査の内容は公表されており、歴史学の学会に対しても立ち入り公開が行われるなど、日々理解が進んでいます。一方で、そうした成果に基づいて古墳群の研究や被葬者の検討が進められています。今回の考古学ゼミナールでは、幕末・明治期の陵墓古墳の保護の動きから、現在進められている調査と研究についてご紹介します。

【特記事項】
第64回明治大学博物館公開講座考古学ゼミナール
企画協力:明治大学文学部史学地理学科考古学専攻

※この講座は、割引対象外です。

【講義概要】
第1回 5月24日(金) 「天皇陵」古墳とは何か-これまでの研究と問題点
治定や世界遺産を巡る呼称、そして公開の問題など、「天皇陵」古墳をめぐる問題について概説します。

第2回 5月31日(金) 古代高塚式陵墓の保全とその調査
古代高塚式陵墓については、治定やその保護について様々な意見があります。
今回、古代高塚式陵墓の現状を報告し、その未来を考えていきたいと思います。

第3回 6月 7日(金) 百舌鳥古墳群はどこまで明らかになったか
世界遺産の指定に向けて調査が進む百舌鳥古墳群。「仁徳天皇陵」古墳の発掘調査を含め、その成果について紹介します。

第4回 6月14日(金) 「天皇陵」古墳の被葬者を考える
「天皇陵」古墳の主(あるじ)はどのように推定できるのか。羽曳野市誉田御廟山古墳(現応神陵)、明日香村梅山古墳(現欽明陵)と橿原市五条野丸山古墳の問題を例に考えます。

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 今尾 文昭
肩書き 関西大学文学部非常勤講師
プロフィール 1955年兵庫県生まれ。同志社大学文学部文化学科文化史学専攻卒業。1978年奈良県立橿原考古学研究所入所、学芸課長、調査課長を経て、2016年定年退職。専門は古墳時代。遺跡発掘調査や博物館展示に従事。博士(文学)。主な著書に『律令期陵墓の成立と都城』青木書店(2008)、『古墳文化の成立と社会』青木書店(2009)『古墳空中探訪』奈良編・列島編 新泉社(いずれも2018)、『天皇陵古墳を歩く』朝日選書(2018)など。
名前 徳田 誠志
肩書き 宮内庁書陵部 陵墓調査官
プロフィール 1962年岐阜県生まれ。関西大学大学院博士課程後期単位取得修了。
宮内庁書陵部に就職して以来,一貫して仁徳天皇陵を代表とする古代高塚式陵墓の調査研究に携わる。現在は,「百舌鳥・古市古墳群」が,わが国として世界文化遺産登録を目指すことについて,地元自治体や文化庁等関係機関との連携を図りながら取り組んでいる。
名前 海邉 博史
肩書き 堺市文化観光局文化部文化財課主査(学芸員)
プロフィール 1973年大阪府生まれ。関西大学大学院博士課程後期修了。善通寺市教育委員会学芸員を経て現職。 関西大学非常勤講師。専門は歴史時代の考古学。日本各地の葬制墓制にかかわる墳墓や石造物について関心がある。堺市では仁徳天皇陵古墳やニサンザイ古墳、長山古墳などの発掘調査に従事する。おもな著作に、「旧念仏寺(乳岡古墳)所在石造物の検討」『堺市博物館研究報告』27(2018)、「畿内の総供養塔」『季刊考古学』134(2016)、「御影石製宝篋印塔の形態的特徴と変遷」『御影石と中世の流通』 高志書院(2013) などがある。
名前 白石 太一郎
肩書き 国立歴史民俗博物館名誉教授、大阪府近つ飛鳥博物館名誉館長
プロフィール 1938年大阪市生まれ。考古学から日本の古代国家や古代文化の形成過程を追及。主な著書に『古墳と古墳群の研究』塙書房(2000)、『考古学からみた倭国』青木書店(2009)、『古墳と古墳時代の文化』塙書房(2011)、『古墳とヤマト政権』文春新書 (1999)、『考古学と古代史のあいだ』ちくま学芸文庫 2009年、『古墳からみた倭国の形成と展開』敬文舎(2013)、『古墳の被葬者を推理する』中公叢書(2018)などがある。
名前 忽那 敬三
肩書き コーディネータ、明治大学博物館学芸員
プロフィール 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、「ゴーランドが見た古墳と明治期の日本」(『古代学研究』196,2012)、「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)、『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。
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