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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-16 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19120001

いま、東国古墳時代の最前線を語る

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月24日(水)、5月14日(火)、6月 5日(水)、6月25日(火)、7月17日(水)
講座回数
5回
時間
18:00~19:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
12,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本考古学界では毎日のように発掘調査が行われ、大きな成果を生み出している。古墳時代考古学においては、活字になる研究成果が主として西日本、特に近畿地方の古墳の調査に拠る傾向が強いが、東国でも素晴らしい成果が上がっている。この講座では、東国古墳時代に焦点を当てて、その最新の調査研究成果を紹介し、古墳時代史の全体的再構築に寄与することを目的とする。

【講義概要】
第1回 4月24日(水) 常陸における古墳時代の終焉
霞ケ浦北岸地域における7世紀の前方後円墳の最新の発掘調査成果

第2回 5月14日(火) 東国の巨大前方後円墳はなぜ成立したか
太田天神山古墳とその前後を考える

第3回 6月 5日(水) 冠を戴く王・三昧塚古墳の主(あるじ)とは
出土資料の再検討によって明らかになった、三昧塚古墳の新たな被葬者像を紹介

第4回 6月25日(火) 榛名山爆発に伴う被災と復興及び地域社会の変化(金井東裏遺跡を中心にして)
榛名山の2度の爆発に伴う被災の実態と復興及び被災後の地域社会の変化

第5回 7月17日(水) 古墳と海洋民
列島東部における古墳時代の「臨海性の遺跡」を通じて海洋民研究の最前線を探る

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 佐々木 憲一
肩書き コーディネータ、明治大学文学部教授
プロフィール 1962年東京生まれ、京都育ち。ハーヴァード大学人類学研究科大学院博士課程修了。2009年より現職。専門は国家形成期の考古学(古墳時代)。主な著書に、『雪野山古墳』(新泉社2004)、『関東の後期古墳群』(共編著、六一書房2007)、『はじめて学ぶ考古学』(共著、有斐閣2011)、『信濃大室積石塚古墳群の研究IV』(共編著、明治大学文学部考古学研究室・六一書房2015)、『霞ケ浦の前方後円墳』(編著、明治大学文学部考古学研究室・六一書房2018)など。
名前 若狭 徹
肩書き 明治大学文学部准教授
プロフィール 1962年生まれ。群馬県出身。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。博士(史学)。高崎市教育委員会文化財保護課長を経て、2017年より現職。専門は考古学(古墳時代)。主な著書に、『前方後円墳と東国社会』(吉川弘文館)、『東国から読み解く古墳時代』(吉川弘文館)、『ビジュアル版 古墳時代ガイドブック』(新泉社)、『もっと知りたいはにわの世界』(東京美術)、『古墳時代の水利社会研究』(学生社)、『古墳時代の地域社会復元-三ツ寺I遺跡』など。浜田青陵賞、藤森栄一賞、古代歴史文化賞を受賞。
文化財保護行政に長く所属したことから、史跡整備や博物館建設などに造詣が深い。明治大学で教壇に立つ傍ら、各地の史跡整備委員や文化財調査審議会委員などを委嘱され活動している。
名前 忽那 敬三
肩書き コーディネータ、明治大学博物館学芸員
プロフィール 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、「ゴーランドが見た古墳と明治期の日本」(『古代学研究』196,2012)、「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)、『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。
名前 杉山 秀宏
肩書き (公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団上席調査研究員
プロフィール 明治大学大学院史学専攻博士前期課程修了。主な研究テーマは,古墳時代の特に副葬品(武器)。奈良県や群馬県で古墳・集落・祭祀跡などの遺跡の調査や報告書の作成に携わる。現在、古墳時代における朝鮮半島との関係・祭祀について関心がある。主な著作に「分布から見た上毛野について」『県立歴史博物館研究紀要31』 2010、「金井東裏遺跡出土銀・鹿角併用装鉾について」 『群馬県埋文事業団研究紀要34』2016ほか。
名前 西川 修一
肩書き 日本考古学協会員
プロフィール 1958年 横浜市 生まれ 1981年 早稲田大学教育学部卒、神奈川県立高等学校、県立埋蔵文化財センター・かながわ考古学財団、県教育庁などを歴任。専門は日本考古学 弥生~古墳時代の列島東部の交易・集団関係。主な著書に「洞穴遺跡にみる海洋民の様相」『海浜型前方後円墳の時代』(同成社2015)。『列島東部における弥生後期の変革-久ヶ原・弥生町期の現在と未来-』(共著六一書房2015)などがある。
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