大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
ここのところ、リカレント教育(学び直し)の重要性がしばしば指摘されるようになりました。ビジネスシーンで出る話題の中にも、多かれ少なかれ政治や経済の知識を必要とすることが少なくありません。そして、経済や政治の諸現象に対する理解は、基礎理論を知ることにより、より深まります。また、学生時代に学んだ経験があっても、当時は今一つピンとこなかった経済(学)や政治(学)の授業も、社会経験を積むことによって身近に感じられるかもしれません。本講座は経済(学)や政治(学)の基礎を学ぶ、大人の学び直し講座です。

【特記事項】
【ジャンル】思考・実務
【講義レベル】基本～応用
【履修証明プログラム対象講座】
履修証明制度とは、学校教育法第105条及び学校教育法施行規則第164条の規定に基づき、大学が教育や研究に加えて
より積極的な社会貢献として、主として社会人向けに体系的な学習プログラムを開設し、その修了者に対して、法に
基づく履修証明書を交付するものです。明治大学リバティアカデミーは、「履修証明制度」利用による「女性のため
のスマートキャリアプログラム」を開講しており、ビジネスプログラムのうち12科目が「夜間・土曜主コース」対象
講座となっています。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 10月11日(木) 現代経済学の基礎知識
「経済」はどのような事象eventで、どのような課題に、どのように向き合ってきたのかを解説します。

第2回 10月18日(木) 経済学の基本用語
経済学はミクロとマクロに分かれますが、現代の経済分析で用いられる基本用語について説明します。

第3回 10月25日(木) 現代経済学のフロンティア
経済のグローバル化が、商品・労働・金融市場やローカルな経済で生み出した問題、その対処法について説明します。

第4回 11月 8日(木) 日本政治の基礎知識
日本政治に関して使われている用語などを説明し、日本政治に関する基礎知識を解説します。

第5回 11月15日(木) 政治学の基礎概念と理論
権力論、デモクラシー論、国家論、官僚制論に関する基礎知識を解説します。

第6回 11月22日(木) 現代政治理論
選挙制度論、投票行動論、政党論、圧力団体論、などの基礎理論を解説します。

【教材】
配付資料

名前	井田 正道
肩書き	明治大学政治経済学部教授(政治学)、コーディネータ
プロフィール	1960年生まれ。早稲田大学商学部卒、明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程単位取得退学。常磐大学専任講師、明治大学専任講師、助教授を経て2006年より現職。2012年3月から2014年3月までデューク大学客員研究員。著書として『日本政治の潮流』(北樹出版)、『世論調査を読む』(明治大学出版会)、など。

名前	藤江 昌嗣
肩書き	コーディネータ、明治大学経営学部教授・京都大学博士(経済学)
プロフィール	1978年京都大学経済学部卒業、民間企業勤務後、神戸大学大学院を経て、1984年岩手大学人文社会科学部専任講師、1987年東京農工大学農学部助教授、1992年明治大学助教授、翌年教授、現在に至る。明治大学前副学長、戦略研究学会 会長、MOSマネジメント・オブ・サスティナビリティ研究所所長、単著『新ビジネス・スタティスティクス』(冨山房インターナショナル)、共著『地域ブランドのコンテクストデザイン』他