講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-12 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:17120064
2020年東京五輪を考える ―オリンピックの歴史・思想と現実の諸問題―
- 開催日
- 4月20日(木)、 4月27日(木)、 5月11日(木)、 5月18日(木)、 5月25日(木)、 6月 1日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
「アマチュアスポーツの祭典だった、オリンピックは、巨大ビジネスに姿を変えた。経済がグローバル化し、強欲資本主義が幅を利かせている。・・しかし、そうした歪みを忘れがちになるほど、五輪には〈魔力〉がある。」(稲垣康介・朝日新聞)が指摘するように、オリンピックは多くの問題を抱えている。こうした歴史を反映するかのように、日本でも、2020年東京オリンピックを巡って、様々な問題が噴出し、世間を喧しくしている。本講座は、オリンピックとは何かという、原点に戻って、2020年東京五輪を考えてゆきたい。オリンピックは、いかなる理念を持ち、その運動を展開してきたのか?しかし、今日では、暴走しがちな商業化を制御しきれなくなって来た現実がある。オリンピックは、ビジネスが跳梁する場ではなく、国威発揚の場でもなく、金メダルの争奪戦でもなく、世界の青年たちの、相互理解の促進と、友好連帯による、世界の「平和運動」であることを明らかにしてゆきたい。
【協力】公益社団法人「日本ユネスコ協会連盟」所属 スポーツと平和を考えるユネスコクラブ
(1932年ロスアンゼルス五輪:電光掲示板には、オリンピックの根幹の精神(オリンピズム)が。)
【講義概要】
第1回 4月20日(木) 2020年東京オリンピックを考える
古代ギリシャにおけるオリンピックの発祥から、近代オリンピックが、クーベルタンによって創始された経緯と今日の問題性についての概論
第2回 4月27日(木) 近代オリンピックの発祥と創始者クーベルタンの闘い
苦悩に満ちたクーベルタンの人生を辿り、オリンピズムとは何か?を問い直す
第3回 5月11日(木) オリンピックの歩みとムーブメントの展開
近代オリンピックの歩みを概観し、理念を具現化してゆくための取り組みと課題について
第4回 5月18日(木) スポーツマンシップとオリンピズム
クーベルタンのイギリス・スポーツ観とオリンピズムの関係を問い、スポーツマンシップとオリンピズムの関係を問う
第5回 5月25日(木) 2020年東京オリンピックの持つ「問題性」
負の連鎖を断ち切れずに「終わりのはじまり」へと向かう2020年東京オリンピック
第6回 6月 1日(木) 取材現場から考える東京オリンピックのレガシー
オリンピックが人々のスポーツ環境に何を残すかを考える
「アマチュアスポーツの祭典だった、オリンピックは、巨大ビジネスに姿を変えた。経済がグローバル化し、強欲資本主義が幅を利かせている。・・しかし、そうした歪みを忘れがちになるほど、五輪には〈魔力〉がある。」(稲垣康介・朝日新聞)が指摘するように、オリンピックは多くの問題を抱えている。こうした歴史を反映するかのように、日本でも、2020年東京オリンピックを巡って、様々な問題が噴出し、世間を喧しくしている。本講座は、オリンピックとは何かという、原点に戻って、2020年東京五輪を考えてゆきたい。オリンピックは、いかなる理念を持ち、その運動を展開してきたのか?しかし、今日では、暴走しがちな商業化を制御しきれなくなって来た現実がある。オリンピックは、ビジネスが跳梁する場ではなく、国威発揚の場でもなく、金メダルの争奪戦でもなく、世界の青年たちの、相互理解の促進と、友好連帯による、世界の「平和運動」であることを明らかにしてゆきたい。
【協力】公益社団法人「日本ユネスコ協会連盟」所属 スポーツと平和を考えるユネスコクラブ
(1932年ロスアンゼルス五輪:電光掲示板には、オリンピックの根幹の精神(オリンピズム)が。)
【講義概要】
第1回 4月20日(木) 2020年東京オリンピックを考える
古代ギリシャにおけるオリンピックの発祥から、近代オリンピックが、クーベルタンによって創始された経緯と今日の問題性についての概論
第2回 4月27日(木) 近代オリンピックの発祥と創始者クーベルタンの闘い
苦悩に満ちたクーベルタンの人生を辿り、オリンピズムとは何か?を問い直す
第3回 5月11日(木) オリンピックの歩みとムーブメントの展開
近代オリンピックの歩みを概観し、理念を具現化してゆくための取り組みと課題について
第4回 5月18日(木) スポーツマンシップとオリンピズム
クーベルタンのイギリス・スポーツ観とオリンピズムの関係を問い、スポーツマンシップとオリンピズムの関係を問う
第5回 5月25日(木) 2020年東京オリンピックの持つ「問題性」
負の連鎖を断ち切れずに「終わりのはじまり」へと向かう2020年東京オリンピック
第6回 6月 1日(木) 取材現場から考える東京オリンピックのレガシー
オリンピックが人々のスポーツ環境に何を残すかを考える
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 寺島 善一 |
---|---|
肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1964東京教育大学入学。1968年名古屋学院大学助手を経て専任講師。1974年明治大学専任講師。1982~1983年West London Insutitute of HighterEducation(現Burunel Univ.・英国)客員研究員。1984年明治大学教授。1998年 St.Mary’s University(英国)客員教授。著書・共著『リベラルアーツと大学の「自由化」』 (明石書店、2005年)他。 |
名前 | 和田 浩一 |
---|---|
肩書き | フェリス女学院大学国際交流学部教授 |
プロフィール | 1993年神戸大学大学院教育研究科修了。2005年ストラスブール第二大学第三期課程修了。神戸松蔭女子学院大学勤務を経て、2012年から現職。主な著書“Pierre de Coubertin and the Future” Agon, 共著。 |
名前 | 田原 淳子 |
---|---|
肩書き | 国士舘大学体育学部教授 |
プロフィール | 神奈川県生まれ。1984-85年ドイツ・ケルン体育大学留学、1986年横浜国立大学教育学部卒業、 1988年同大学院教育学研究科修士課程修了、1994年中京大学大学院体育学研究科博士後期課程修了(博士[体育学])。中京女子大学(現至学館大学)講師・助教授、国士舘大学助教授を経て、2009年より現職。2002年クイーンズランド大学客員研究員、2014-15年コブレンツ・ランダオ大学客員研究員。 |
名前 | 阿部 生雄 |
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肩書き | 筑波大学名誉教授、東京学芸大学非常勤講師(教育学博士) |
プロフィール | 1945年生まれ。1968年東京教育大学体育学部体育学科卒業、1972年東京教育大学大学院教育学研究科修了。宇都宮大学教育部助教授、東京学芸大学教育学部助教授、筑波大学体育科学系教授を経て、2015年から東京学芸大学非常勤講師。 |
名前 | 谷口 源太郎 |
---|---|
肩書き | スポーツジャーナリスト |
プロフィール | 1938年鳥取市生まれ。早稲田大学中退。講談社、文芸春秋の雑誌記者を経て、1985年からフリーランスのスポーツジャーナリスト。新聞、雑誌などを通じて、スポーツを社会的視点からとらえた批評を手掛ける。著書「日の丸とオリンピック」(文芸春秋)「スポーツを殺すもの」(花伝社)、「スポーツ立国の虚像」(花伝社)など。 |
名前 | 中小路 徹 |
---|---|
肩書き | 朝日新聞編集委員 |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。京都大学文学部卒業。1991年、朝日新聞社入社。主にスポーツ部でサッカーなどを担当し、日韓W杯時はソウル支局に駐在。デスクを経て、2015年から現職。主に、スポーツにおける事故防止、体罰・ハラスメント問題のほか、東京五輪のレガシーなど、競技を横断した各テーマを取材している。 |
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