大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
能と狂言は、600年以上の伝統をもつ日本の古典芸能です。現代でも「謡」(うたい)や「仕舞」(しまい)は、お稽古事として親しまれています。能を実際に鑑賞し、その魅力にふれてみませんか。初めて能を観る方々にとってもわかりやすく、楽しく学ぶことのできる講座にしたいと考えています。


※フィールドワークに関わる費用は入場料以外別途実費
※7月17日のみ月曜日
7/17(月・祝) 【フィールドワーク】能楽鑑賞 13:00～17:00(予定) (会場:国立能楽堂)
※演目は2月初旬に決定を予定しています。
※受講料には7/17(月・祝)の鑑賞チケット代を含みます。
※チケット手配の都合上、申込後のキャンセルはできませんのでご注意願います。

【講義概要】
第1回 6月22日(木) 能楽の歴史
能・狂言は600年以上の歴史をもっています。最初に能や狂言の歴史について学びます。

第2回 6月29日(木) 能(1)作品
能の種類や構成などを、鑑賞予定の作品を中心にしながら説明します。

第3回 7月 6日(木) 能(2)表現方法
能を鑑賞するために知っておきたい約束事などを、鑑賞予定の作品にそって解説します。

第4回 7月13日(木) 狂言
狂言の作品を紹介し、長い歴史を持つ日本の「笑い」の世界について考えます。

第5回 7月17日(月) 【フィールドワーク】
能楽鑑賞13:00～17:00(予定)(会場:国立能楽堂)

【教材】
レジュメ資料

名前	伊藤 真紀
肩書き	明治大学文学部准教授
プロフィール	2001年より明治大学文学部で「伝統演劇論」(「日本演劇史」)の講義を担当。近年の論文に「能舞台に上がった女性たち―大正11年の「淡路婦人能」をめぐって」(日本演劇学会紀要『演劇学論集』56)など。