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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-06-02 / 芸術・文化 / 学内講座コード:17120003

映画が娯楽の王様だったころ よみがえる映画文化、上映の場としての映画館を中心に

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
6月10日(土)、 6月17日(土)、 6月24日(土)、 7月 1日(土)、 7月 8日(土)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
12,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
テレビやビデオの技術的な発展によって、映画は映画館だけではなく、自宅でも鑑賞することが可能となりました。こうした視聴形態の変化と娯楽の多様化によって、地方に根ざした小さな映画館や移ろいゆく都市の文化を育んだ映画館が次々と閉鎖され、独特な「映画館文化」が失われていきました。映画文化は、その上映の歴史と密接に結びついています。映画館という「場(トポス)」は、その時代その土地の大衆文化を濃密に反映し、私達にその息づかいを生き生きと伝えてくれます。
この講座では、無声映画時代から現在までの映画館を様々な具体例をあげながら検討します。日本の映画館が中心となっていますが、映画文化が極めて盛んであるアメリカの映画館も講義対象となります。

【講義概要】
第1回 6月10日(土) 無声映画時代の映画館
無声映画時代の映画館が、今の映画館とどのように違っていたのかを学びます

第2回 6月17日(土) 大正・昭和期のシネマコンプレックス
本講義では「シネコン的なもの」の歴史的起源について考察していきます

第3回 6月24日(土) アメリカの映画館
エジソンの覗き見装置からドライブイン・シアターまで、アメリカの映画館の歴史をたどります

第4回 7月 1日(土) 新宿文化+新宿の文化
新宿にあった映画館を事例として、60年代の東京の都市文化と映画文化の相互関係を検討していきます

第5回 7月 8日(土) 地方特有の映画館文化
福島県と徳島県の具体的な例をあげながら、都会と異なった映画文化を検討していきます

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 シェアマン スザンネ
肩書き 明治大学法学部教授
プロフィール オーストリア(ウィーン)出身。早稲田大学文学研究科演劇映像学科修了。文学博士。日本映画史専攻。黒澤明の『七人の侍』を研究。著書に『成瀬巳喜男・日常のきらめき』(キネマ旬報社、1997年)など。
名前 上田 学
肩書き 早稲田大学招聘研究員
プロフィール 2010年立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。 早稲田大学演劇博物館助手(2009~2011年度)を経て、2011年から東京工芸大学、自治医科大学等で非常勤講師を務める。『日本映画草創期の興行と観客 東京と京都を中心に』(単著、早 稲田大学出版部)、『浅草文芸ハンドブック』(共著、勉誠出版)他。「無声映画」をテーマとした多数の講演実績あり。
名前 近藤 和都
肩書き 国際日本文化研究センター共同研究員
プロフィール 2012年早稲田大学文学部卒業。2014年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。映画関連資料館と連携し、資料のデジタルアーカイヴ化および関連シンポジウムでの発表活動を多数行う。
名前 仁井田 千絵
肩書き 早稲田大学招聘研究員・非常勤講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学学術院助手、日本学術振興会特別研究員を経て、現職。共訳書に『エジソンと映画の時代』(森話社)。
名前 ドメーニグ ローランド
肩書き 元明治大学法学部客員教授
プロフィール ウィーン大学東アジア研究所にて日本文化を研究。日本の映画、またサブカルチャーに通暁、日本映画界に就いての論考も著す。長らくウィーン大学で教鞭を執った後、来日して明治学院大学に勤める。本学客員教授。
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