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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-29 / 芸術・文化:その他実用 / 学内講座コード:16120078

漆塗り講座 螺鈿研ぎ出し蒔絵

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 生田キャンパス(神奈川県)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月 7日(土)、 5月21日(土)、 6月11日(土)、 6月25日(土)、 7月 9日(土)、 7月16日(土)、10月 1日(土)、10月15日(土)、10月29日(土)、11月26日(土)、12月10日(土)
講座回数
11回
時間
13:00~15:00
講座区分
通年 
入学金
3,000円
受講料
22,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
天然素材である漆は、その特有な光沢と強靱性から幅広く利用されてきました。本講座では、漆加飾技法の一つ「螺鈿と研ぎ出し蒔絵」でペンダントを作ります。実技を通して漆の奥深さと作品作りの楽しさを体験していただきたいと思います。
はじめて漆塗りを体験する人から、経験者の方まで幅広く楽しんでいただけます。

【特記事項】
【川崎市教育委員会連携事業】

■漆液に触れるとカブレることがあります。漆カブレのメカニズムを説明し、カブレ防止に努め、充分配慮して作業するようにします。ただしこれはアレルギー反応で個人差があることを理解して受講してください。

■お願い:講座で使う漆の使用量は少量で、漆がつかないよう薄手の手袋を付け作業します。
万が一を考えて、首からかぶるエプロンを用意して下さい。また長袖で、汚れてもいいような服装で臨んで下さい。

◆入会金無料講座◆
2016年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。

【講義概要】
第1回 5月 7日(土) 座学:漆の特徴/螺鈿研ぎ出しの説明
本講座で取り扱う漆とは一体どんな塗料であるのかについて/講座の概要説明

第2回 5月21日(土) 蒔絵準備の研ぎ/ペンダント図案
漆塗り面を平らに研ぐ/図案デザインの決定

第3回 6月11日(土) 置目取り
下図を漆面に移す

第4回 6月25日(土) 螺鈿
貝の準備・下図に合わせ貝を貼る

第5回 7月 9日(土) 蒔絵1
下図に合わせ銀粉を蒔く

第6回 7月16日(土) 蒔絵2
下図に合わせ銀粉を蒔く

第7回 10月 1日(土) 上塗り
漆を塗る

第8回 10月15日(土) 座学:漆に関する科学的な話/研ぎ炭の準備
漆はなぜ固まるのか/研ぎ炭作り

第9回 10月29日(土) 上塗りの炭研ぎ/漆固め
研ぎ炭で蒔絵を研ぎ出す/研ぎ面を漆で固める

第10回 11月26日(土) 磨き工程1:胴ずり/漆固め
研いだ面をとの粉で磨く/磨いた面を漆で固める

第11回 12月10日(土) 磨き工程2:角粉みがき/作品の発表会
胴ずり面を角粉で磨く/作品を囲んで鑑賞など

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 本多 貴之
肩書き 明治大学理工学部専任講師
プロフィール 博士(工学)。大学院に進学時に漆の熱分解分析を手がけたことをきっかけに、さまざまな天然物の熱分解分析とその応用に興味を持つ。特に、外見が「漆」であるものをいかにして「漆であるか否か?」や「漆に何を混ぜているのか」を見極める分析手法の研究を行っている。あわせて、同じ手法による漆様考古試料の研究も行っている。
名前 小林 惠美
肩書き 漆工房Shara主宰
プロフィール 東京藝術大学大学院修了、田口善国氏に師事・蒔絵、修復を学ぶ。日本文化財漆協会・漆工史学会会員。
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