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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-07 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:16120038

新・歴史民俗学シリーズ 神社と祭りの精神史8

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月15日(金)、 5月13日(金)、 5月27日(金)、 6月10日(金)、 6月24日(金)、 7月 8日(金)、 7月22日(金)、 8月 5日(金)、 8月19日(金)、 9月 2日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
28,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
シリーズも8回目を数え、これまで取り組んだ神社の数も50社を超えました。当初は100社くらい採り上げるのはさして難しいことではないと高をくくっていましたが、これが思いの外困難な作業であることがわかってきました。神社の紹介をするだけなら、実はそれほど難しくない。パワースポット巡りが流行っているので、美しい写真が満載された綺麗なガイド本も多く出されているからです。しかし、そこに神社の真の姿は見えてこない。神社の真の姿とは、まず信仰の対象となる「神格」(御神体も含む)であり、神自身が表に出現する「祭り」の中にかいま見ることができます。日本の神社と神々の本当の姿により近づくため、縁起と絵画資料、祭りの解明にさらに力を入れていきたいと考えています。

【講義概要】
第1回 4月15日(金) 彌彦神社(越後国)
越後国一宮。東北の開拓神である天香山命を祭神とする。

第2回 5月13日(金) 宇都宮二荒山神社(下野国)
下野国一宮。日光二荒山神社と並び、関東各地の二荒山神社の本社。

第3回 5月27日(金) 吉田神社(山城国)
藤原氏の氏神。卜部吉田氏が神職を勤め、室町期に兼倶が出て卜部神道を展開した拠点神社。

第4回 6月10日(金) 秩父神社(武蔵国)
武蔵国四宮だが、古代秩父国造の祖神を祀る神社として独自の地位を有していた。

第5回 6月24日(金) 霧島神宮(大隅国)
南九州の火山・高千穂峰を神体山とする山岳信仰の神社。

第6回 7月 8日(金) 大山祇神社(伊予国)
伊予国一宮。瀬戸内海の大三島にある神社で、静岡県の三嶋大社とともに全国の三島神社、山祇神社の総本社。

第7回 7月22日(金) 赤城神社(上野国)
赤城山を神体山とする神社。中世は赤城修験の拠点となる。

第8回 8月 5日(金) 真清田神社(尾張国)
尾張国一宮。古代氏族尾張氏の祖神、天火明命を祭神とする。

第9回 8月19日(金) 籠神社(丹後国)
丹後国一宮。元伊勢と称し、伊勢外宮豊受大神が最初におられた地とされている。

第10回 9月 2日(金) 南宮大社(美濃国)
美濃国一宮。金山彦を祭神とする鉱山、金属の神。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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