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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-03-31 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:16120026

新版・ゆっくり学ぶ江戸の古文書 パート11

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月 8日(金)、 4月22日(金)、 5月13日(金)、 5月27日(金)、 6月10日(金)、 6月24日(金)、 7月 2日(土)、 7月 9日(土)、 7月16日(土)、 7月23日(土)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
24,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
第1~6回は、読解の手順を復習しつつ、武家の古文書から、読みやすく典型的な古文書に挑戦してみましょう。古文書での筆法や筆順の連綿について板書し、丁寧な解説を心掛けたいと考えています。
テキストは水野忠精の日記(『水野忠精幕末老中日記』ゆまに書房)を用い、老中の職務遂行の実際を読み解くことをテーマにしています。幕府は何故倒壊したのだろうか、幕府官僚層は如何様な役割を果たしたのだろうか、そうしたことが見えて来るのではないでしょうか。今期は1865(元治2)年前半の時期を読んでみたいと思います。前年7月の第1次長州征討の処分が長引き、結局この5月に家茂は再征に進発します。その間の正月から4月にかけて、日記にはどんな記述があるでしょうか。幕府官僚の精勤と見当違い、いろいろな側面が見えて来るのではないでしょうか。
第7回~10回は、江戸時代初期に出版された仮名草子の作品をとりあげます。今回も、『伊勢物語』のパロディー作品である『仁勢物語』を中心に読んでみましょう。オリジナルの『伊勢物語』と比較しながらゆっくり読み進め、作品の「江戸時代らしさ」を一緒に楽しんでゆきたいと思います。古文書という風雅な学びにより、古人と心を通わせるとともに読解力を養いましょう。


※第1~6回は金曜、第7~10回は土曜実施となります。

【講義概要】
第1回 4月 8日(金) 水野忠精の日記を読む。元治2年前半期(1)

第2回 4月22日(金) 水野忠精の日記を読む。元治2年前半期(2)

第3回 5月13日(金) 水野忠精の日記を読む。元治2年前半期(3)

第4回 5月27日(金) 水野忠精の日記を読む。元治2年前半期(4)

第5回 6月10日(金) 水野忠精の日記を読む。元治2年前半期(5)

第6回 6月24日(金) 水野忠精の日記を読む。元治2年前半期(6)

第7回 7月 2日(土) 江戸時代の仮名草子作品を読む1

第8回 7月 9日(土) 江戸時代の仮名草子作品を読む2

第9回 7月16日(土) 江戸時代の仮名草子作品を読む3

第10回 7月23日(土) 江戸時代の仮名草子作品を読む4

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 岩崎 信夫
肩書き 市民講座講師
プロフィール 東京都生まれ。静岡県裾野市史や目黒区めぐろ歴史資料館の「武島家文書目録」の編纂に従事。また武嶋家文書を読む会として『東北大学本浮浪追討記』を翻刻。幕末の制度改革に関心をもつ。
名前 山口 恭子
肩書き 法政大学兼任講師
プロフィール 江戸時代の文学や文化について研究。とくに江戸時代の書家や書流、「書のお手本」の出版に関することなど、当時の書文化について造詣を深めている。博士(文学)。
名前 伊能 秀明
肩書き コーディネータ・明治大学中央図書館事務長
プロフィール 学生の教育研究支援のため図書館書評コンテストや書評の書き方講座などの図書館活動推進、社会貢献のため小・中学生の「一日図書館長イベント」や延岡市での生涯教育活動に関与している。法学博士。
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