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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-18 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:16120016

【明治大学博物館入門講座】 使って楽しむやきもの講座2 伝統陶磁器の顧客価値―ヒト・モノ・コト―を考える

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月26日(火)、 5月10日(火)、 5月24日(火)、 6月 7日(火)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
博物館商品部門の調査・研究を通して実感するのは、商品とは社会情勢の変容を如実に反映するものだということです。手作りの少量多品種生産による高付加価値商品である伝統的工芸品産業においても、2000年代に入ってから後、モノ作りに対する考え方という点で様々な変化が顕在化しています。顧客価値についての「ヒト」「モノ」「コト」というキー・ワードは、ここに来てさまざまな局面で使用されるようになっていますが、この講座は、前回に引き続き美術館や各種カルチャー講座にポピュラーな「古美術」とはまた違う、使って楽しむことのできる現代の商品の中に込められた「ヒト」「モノ」「コト」という価値を通して伝統陶磁器の理解を深めます。


※この講座は、割引対象外です。

(商品の実物に触れながら解説をおこないます)

【講義概要】
第1回 4月26日(火) 原材料から辿る陶磁史
各産地の特徴はその原材料に規定されると言っても過言ではありません。原材料を軸に歴史を振り返ります。

第2回 5月10日(火) 顧客価値その4「コト」 創業400年―有田焼の成立
李参平による創業伝承から400年。唐津焼から色絵の確立まで。有田焼成立の歴史的真相を探ります。

第3回 5月24日(火) 顧客価値その5「モノ」 絵を描くという表現
陶磁器への絵付けは油彩画・水彩画とも異なった絵画表現の1ジャンルです。その特性に迫ります。

第4回 6月 7日(火) 顧客価値その6「ヒト」 陶芸作家による産地ルネッサンス
濱田庄司や金重陶陽ら、陶芸作家のイノベーションが産地の伝統をいかに再構成したかを見ます。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 外山 徹
肩書き 明治大学博物館学芸員・国際日本学部兼任講師
プロフィール 商品部門(旧商品博物館)の担当学芸員として伝統的工芸品の製造技法、商品開発、流通・販売の現状や産地自治体の行政施策などの調査・研究に携わる。工芸品の文化を、過去の遺産ではなく、生きた文化財―すなわち現代日本における文化的所産として捉え、文化資源の活用による地域社会の活性化策について研究を進めている。
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