講座詳細情報
申し込み締切日:2015-10-02 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:15260017
明治大学博物館入門講座 最終氷期と黒曜石をめぐる人類の営み 「ヒト-資源環境系の人類誌」共同研究の成果から
- 開催日
- 10月10日(土)、10月17日(土)、10月24日(土)、10月31日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
最終氷期は、現在の温暖な間氷期のひとつ前の寒冷な時代のことです。人類史のうえでは旧石器時代にあたります。本講座では2011年度~2015年度にかけて行われた共同研究「ヒト-資源環境系の人類誌」の成果を紹介します。共同研究の核となる考古学と古気候学からなる次の4つのトピックスを順にたどることで、標高1200~2000mにある信州中部高地の黒曜石原産地と石器石材である黒曜石をめぐる最終氷期の人類適応について理解を進めます。1.最終氷期の気候変動とはなにか、どのような景観だったのか、2.約3万年間にわたる後期旧石器時代の黒曜石利用の実態、3.中部高地広原(ひろっぱら)湿原の考古・古環境調査で何が分かったか、4.まとめ:最終氷期と黒曜石をめぐる人類の営みの歴史的変遷を考える。
【講義概要】
第1回 10月10日(土) プロローグ:最終氷期の気候変動とその性格
第2回 10月17日(土) 後期旧石器時代における黒曜石利用の変遷
第3回 10月24日(土) 中部高地広原(ひろっぱら)湿原の考古・古環境調査
第4回 10月31日(土) まとめ:最終氷期と黒曜石をめぐる人類の営み
最終氷期は、現在の温暖な間氷期のひとつ前の寒冷な時代のことです。人類史のうえでは旧石器時代にあたります。本講座では2011年度~2015年度にかけて行われた共同研究「ヒト-資源環境系の人類誌」の成果を紹介します。共同研究の核となる考古学と古気候学からなる次の4つのトピックスを順にたどることで、標高1200~2000mにある信州中部高地の黒曜石原産地と石器石材である黒曜石をめぐる最終氷期の人類適応について理解を進めます。1.最終氷期の気候変動とはなにか、どのような景観だったのか、2.約3万年間にわたる後期旧石器時代の黒曜石利用の実態、3.中部高地広原(ひろっぱら)湿原の考古・古環境調査で何が分かったか、4.まとめ:最終氷期と黒曜石をめぐる人類の営みの歴史的変遷を考える。
【講義概要】
第1回 10月10日(土) プロローグ:最終氷期の気候変動とその性格
第2回 10月17日(土) 後期旧石器時代における黒曜石利用の変遷
第3回 10月24日(土) 中部高地広原(ひろっぱら)湿原の考古・古環境調査
第4回 10月31日(土) まとめ:最終氷期と黒曜石をめぐる人類の営み
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 島田 和高 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員 |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程中退。専門は旧石器時代の考古学。明治大学博物館学芸員として考古部門を担当する。現在は、石器時代の黒曜石資源開発史や日本列島における現代人の定着に関する考古学的研究を推進。 |