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申し込み締切日:2015-09-24 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:15260016

後藤守一と明治大学の古墳研究 第57回明治大学博物館考古学ゼミナール

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 2日(金)、10月 9日(金)、10月16日(金)、10月23日(金)
講座回数
4回
時間
18:00~20:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
100
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
明治大学考古学専攻は設立65周年を迎えましたが、創設時の初代教授は東京帝室博物館鑑査官を務め、戦前から戦後の古墳研究を牽引した後藤守一氏でした。後藤氏は群馬県赤堀茶臼山古墳などの報告書を手掛け、古墳の編年研究や出土遺物の研究に力を注ぎました。また、明治大学では能満寺古墳、三昧塚古墳の調査を行い、関東の古墳研究の道筋を定めました。後を引き継いだ大塚初重氏や小林三郎氏による信濃大室古墳群や虎塚古墳など重要な調査の数々によって、明治大学は東日本の出現期から終末期に至る東国の古墳時代像を明らかにしてきたのです。今回の講座では、現在の常陸を中心とした調査・研究の成果とあわせ、明治大学の古墳研究の歩みと現在を紹介します。

【特記事項】
【企画協力】明治大学文学部考古学専攻

【講義概要】
第1回 10月 2日(金) 後藤守一と明治大学の古墳研究の始まり

第2回 10月 9日(金) 東国の古墳時代像の追究

第3回 10月16日(金) 虎塚古墳の発掘調査と壁画の保存

第4回 10月23日(金) 大室古墳群の発掘と常陸の古墳研究―近年の調査を中心に―

講師陣

名前 大塚 初重
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 1926年東京都生まれ。明治大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。文学部長・人文科学研究所長、日本学術会議会員、山梨県立考古学博物館館長、日本考古学協会会長等歴任。現在、静岡県登呂遺跡再整備検討委員長。2005年春「瑞宝中綬章」受章。専門は弥生時代と古墳時代全般。編著書は『日本考古学を学ぶ1~3』(有斐閣選書)、『日本古墳大辞典』(東京堂出版)、『日本古代遺跡事典』(吉川弘文館)、『最新日本考古学用語辞典』(柏書房)、『東国の古墳と大和政権』(吉川弘文館)、『「古墳時代」の時間』(学生社)、『「弥生時代」の時間』(学生社)、『東アジアの装飾古墳を探る』(雄山閣)、『古墳時代の日本列島』(青木書店)など。
名前 矢島 國雄
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1948年横浜生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒、同大学院文学研究科史学専攻考古学専修修了。1978年明治大学文学部助手、以来明治一筋で1992年より現職。専門は博物館学、先史考古学。1987年以来、大塚初重、故小林三郎両先生とともに虎塚古墳の保存にかかわってきた。
名前 佐々木 憲一
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1962年東京生まれ、京都育ち。ハーヴァード大学人類学研究科大学院博士課程修了。2009年より現職。専門は国家形成期の考古学(古墳時代)。主な著書に、『雪野山古墳』(新泉社2004)、『関東の後期古墳群』(共編著、六一書房2010)など。
名前 忽那 敬三
肩書き 明治大学博物館学芸員
プロフィール 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、「ゴーランドが見た古墳と明治期の日本」(『古代学研究』196,2012)、「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)、『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。
名前 島田 和高
肩書き 明治大学博物館学芸員
プロフィール 明治大学大学院博士後期課程中退。専門は旧石器時代の考古学。明治大学博物館学芸員として考古部門を担当する。現在は、石器時代の黒曜石資源開発史や日本列島における現代人の定着に関する考古学的研究を推進。
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