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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-17 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:15220044

新・歴史民俗学シリーズ 神社と祭りの精神史7

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月25日(金)、10月 9日(金)、10月23日(金)、11月 6日(金)、11月20日(金)、12月 4日(金)、12月18日(金)、 1月 8日(金)、 1月22日(金)、 2月 5日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
28,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本の神社の数は8万社とも10万社とも言われています。お社それぞれにも複数の神さまがお祀りされているので、数え方によってその数値は大きく変わりますが、まさに八百万の神々の世界がこの狭い島国に広がっています。2012年から始まった「日本の神社と祭り」シリーズも7シリーズ目、取りあげた神社も50社あまりになりました。もちろん有名な神社、特異で霊験あらたかな神さまはまだまだたくさん存在しています。しかし社伝にたよるばかりではなかなか歴史的な実態は掴めません。少しでも検討材料のある神社を選ぶと、その対象は限られてきます。今回のテーマは「人神祭祀」。できるだけ映像、絵画資料、社寺縁起などの説話資料などを援用して、視覚的で多角的な神社研究に挑みます。

【講義概要】
第1回 9月25日(金) 鶴岡八幡宮(相模国)
鎌倉府の鎮守であり将軍家、ひいては東国武士たちの心の支えになっていた軍神。

第2回 10月 9日(金) 戸隠神社(信濃国)
修験道の一大拠点。近代以降、その実態は謎に包まれている。

第3回 10月23日(金) 筥崎八幡宮(筑前国)
宇佐・石清水とならぶ三大八幡宮として知られる。

第4回 11月 6日(金) 大宰府天満宮(筑前国)
菅原道真を祀る天神様の総本宮。人を神に祀る日本のカミ信仰の中心。

第5回 11月20日(金) 大和神社(大和国)
古代大和王権を支えた大和大国魂神の神社と宮座祭祀。ちゃんちゃん祭りの調査報告も。

第6回 12月 4日(金) 談山神社(大和国)
古代の英雄・藤原鎌足を祀る。神仏分離以前は寺院で、日本のカミ信仰のエッセンス満載。

第7回 12月18日(金) 日光東照宮(下野国)
ご存知、世界遺産日光山の一角。徳川家康を祀る東照宮の本社。

第8回 1月 8日(金) 豊國神社(山城国)
人神祭祀のしんがりは豊臣秀吉を祀るこの神社。京都町衆の信仰を一身に集めている。

第9回 1月22日(金) 寒川神社(相模国)
相模国一宮。次の川勾神社・国府祭とあわせて考察する。

第10回 2月 5日(金) 川勾神社(相模国二宮)と国府祭(コウノマチ)
一宮を筆頭に国内神のお神輿が六所宮近くの神揃山に集結。コウノマチを古図を元に分析。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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