講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:14220025
ア・ミュージアム―『知』の玄関への招待― パート16
- 開催日
- 10月 8日(水)、10月22日(水)、11月 5日(水)、11月19日(水)、12月 3日(水)、12月17日(水)、 1月14日(水)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 21,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
ミュージアムは、人間文化や自然環境をより深く理解するために、人類が創りあげた偉大なる仕掛けの一つです。「ア・ミュージアム」は、アミューズ(愉しませる)とミュージアムの複合語で、当講座は、「知の玄関」シリーズの第16弾です。都内近郊にある著名なミュージアム等で活躍する館長、部長、主任級学芸員もしくは専門分野のエキスパートに講師をお願いし、ミュージアムの特色や社会的な役割、名品逸品や貴重なコレクションの解説、見所、鑑賞のツボなどをお話しいただきます。
講師は、次世代に継承すべき文化資源に詳しい「知の水先案内人」または魅力的な展示空間を演出する「知の匠」として、やさしく、深く、おもしろくレクチャーします。知的好奇心や美意識を呼び覚まし、心に寄り添うお話がきっとあることと存じます。「知」の玄関で愉しみながら学んでいただくとともに、博物館文化の良き理解者として「知」の地層を重厚にしていただければ幸甚です。
【特記事項】
※各館(現地集合・解散)
※入場料は受講料に含まれています。
【講義概要】
第1回 10月 8日(水) 博物館の父・田中芳男と東京農業大学「食と農」の博物館
東京農業大学の前身である東京高等農学校の初代校長田中芳男は、明治37年に農学校付属の資料室をつくり、学術研究の資料としての農具の蒐集、展示を始めました。国内の私立大学としては最も古い博物館といってよいでしょう。田中は慶応3年、幕命によりパリ万国博覧会に赴き、明治維新後は国内にあって博覧会の開催や博物館の創設に関わった人物です。今日では「日本の博物館の父」とも呼ばれる田中を紹介しつつ、彼の意思を継ぐ東京農業大学「食と農」の博物館を案内します。
第2回 10月22日(水) 尾崎士郎記念館と山王草堂記念館
~馬込文士村の人々 尾崎士郎を中心に~
今年は尾崎士郎の没後50年です。山王草堂記念館でご紹介した後、尾崎士郎記念館までご案内いたします。尾崎の人柄がうかがえるエピソードや展示品の数々、ぜひお楽しみください。
第3回 11月 5日(水) 「郵政博物館を読み解く」
今年3月1日にオープンした郵政博物館の常設展示の資料を解説しながら郵便の歴史を紹介します。併せて企画展「逓信建築~吉田鉄郎・小坂秀雄関連資料を中心に~」をご覧いただきます。
第4回 11月19日(水) 盆栽とは何か―歴史と鑑賞―
世界に愛好者が急増する盆栽。大宮盆栽美術館は、世界初の盆栽専門の公立美術館として、平成22年に開館しました。本講座では、古代からはじまる盆栽の歴史と、はじめて見る方のために盆栽の鑑賞の基礎をお伝えします。
第5回 12月 3日(水) 「東山魁夷と日本の四季」展をたずねて(解説付き鑑賞会)
「国民的風景画家」として親しまれ、当館とも親交の深かった日本画家・東山魁夷。皇居宮殿にちなんだ作品や、京洛四季の連作をはじめとする代表作品を一堂に集めて展示する展覧会内容に合わせて、東山魁夷の魅力と画業を紹介します。
第6回 12月17日(水) 「樋口一葉と萩の舎」
樋口一葉の文学の素養を育んだ歌塾「萩の舎」についてご紹介するとともに、一葉が和歌にかけた想いをお伝えできればと思います。
第7回 1月14日(水) 「相田みつを 肩書のない人生」
相田みつをは、現在、書家・詩人と呼ばれますが、本人は生前、書家とも詩人とも名乗ったことはありません。では相田みつをとは一体何だったのか?当館の運営にもかかわるそのことについてお話したいと考えております。
ミュージアムは、人間文化や自然環境をより深く理解するために、人類が創りあげた偉大なる仕掛けの一つです。「ア・ミュージアム」は、アミューズ(愉しませる)とミュージアムの複合語で、当講座は、「知の玄関」シリーズの第16弾です。都内近郊にある著名なミュージアム等で活躍する館長、部長、主任級学芸員もしくは専門分野のエキスパートに講師をお願いし、ミュージアムの特色や社会的な役割、名品逸品や貴重なコレクションの解説、見所、鑑賞のツボなどをお話しいただきます。
講師は、次世代に継承すべき文化資源に詳しい「知の水先案内人」または魅力的な展示空間を演出する「知の匠」として、やさしく、深く、おもしろくレクチャーします。知的好奇心や美意識を呼び覚まし、心に寄り添うお話がきっとあることと存じます。「知」の玄関で愉しみながら学んでいただくとともに、博物館文化の良き理解者として「知」の地層を重厚にしていただければ幸甚です。
【特記事項】
※各館(現地集合・解散)
※入場料は受講料に含まれています。
【講義概要】
第1回 10月 8日(水) 博物館の父・田中芳男と東京農業大学「食と農」の博物館
東京農業大学の前身である東京高等農学校の初代校長田中芳男は、明治37年に農学校付属の資料室をつくり、学術研究の資料としての農具の蒐集、展示を始めました。国内の私立大学としては最も古い博物館といってよいでしょう。田中は慶応3年、幕命によりパリ万国博覧会に赴き、明治維新後は国内にあって博覧会の開催や博物館の創設に関わった人物です。今日では「日本の博物館の父」とも呼ばれる田中を紹介しつつ、彼の意思を継ぐ東京農業大学「食と農」の博物館を案内します。
第2回 10月22日(水) 尾崎士郎記念館と山王草堂記念館
~馬込文士村の人々 尾崎士郎を中心に~
今年は尾崎士郎の没後50年です。山王草堂記念館でご紹介した後、尾崎士郎記念館までご案内いたします。尾崎の人柄がうかがえるエピソードや展示品の数々、ぜひお楽しみください。
第3回 11月 5日(水) 「郵政博物館を読み解く」
今年3月1日にオープンした郵政博物館の常設展示の資料を解説しながら郵便の歴史を紹介します。併せて企画展「逓信建築~吉田鉄郎・小坂秀雄関連資料を中心に~」をご覧いただきます。
第4回 11月19日(水) 盆栽とは何か―歴史と鑑賞―
世界に愛好者が急増する盆栽。大宮盆栽美術館は、世界初の盆栽専門の公立美術館として、平成22年に開館しました。本講座では、古代からはじまる盆栽の歴史と、はじめて見る方のために盆栽の鑑賞の基礎をお伝えします。
第5回 12月 3日(水) 「東山魁夷と日本の四季」展をたずねて(解説付き鑑賞会)
「国民的風景画家」として親しまれ、当館とも親交の深かった日本画家・東山魁夷。皇居宮殿にちなんだ作品や、京洛四季の連作をはじめとする代表作品を一堂に集めて展示する展覧会内容に合わせて、東山魁夷の魅力と画業を紹介します。
第6回 12月17日(水) 「樋口一葉と萩の舎」
樋口一葉の文学の素養を育んだ歌塾「萩の舎」についてご紹介するとともに、一葉が和歌にかけた想いをお伝えできればと思います。
第7回 1月14日(水) 「相田みつを 肩書のない人生」
相田みつをは、現在、書家・詩人と呼ばれますが、本人は生前、書家とも詩人とも名乗ったことはありません。では相田みつをとは一体何だったのか?当館の運営にもかかわるそのことについてお話したいと考えております。
備考
【教材】
利用案内・レジュメ資料等
利用案内・レジュメ資料等
講師陣
名前 | 伊能 秀明 |
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肩書き | 明治大学中央図書館事務長 |
プロフィール | 学生の教育研究支援のため図書館書評コンテストや書評の書き方講座などの図書館活動推進、社会貢献のため小・中学生の「一日図書館長イベント」や延岡市での生涯教育活動に関与し、微力を尽くしています。法学博士。 |
名前 | 黒澤 弥悦 |
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肩書き | 東京農業大学「食と農」の博物館学芸担当教授 学術情報課程教授 |
プロフィール | - |
名前 | 黒崎 力弥 |
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肩書き | 大田区立尾?士郎記念館・山王草堂記念館学芸員 |
プロフィール | - |
名前 | 井上 卓朗 |
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肩書き | 郵政博物館博物館部担当部長兼主席資料研究員 |
プロフィール | - |
名前 | 田口 文哉 |
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肩書き | さいたま市大宮盆栽美術館学芸員 |
プロフィール | - |
名前 | 山? 妙子 |
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肩書き | 山種美術館館長 学術博士 |
プロフィール | - |
名前 | 近藤 直子 |
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肩書き | 台東区立一葉記念館専門員 |
プロフィール | - |
名前 | 相田 一人 |
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肩書き | 相田みつを美術館館長 |
プロフィール | - |