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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-10-30 / スキル:経済 / 学内講座コード:13210018

FTA/TPPの中身をのぞいて見ませんか? その2 ―TPPの現状と世界貿易体制の変化を分析する―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月 7日、11月14日、11月21日、11月28日(木)
講座回数
4回
時間
19:00~20:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
12,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

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【講座趣旨】
【講師からのメッセージ】
前期の講座は世界貿易体制の変遷と共にFTA/TPPの生い立ちとその背景、我が国のTPP交渉参加の現状そして交渉参加を拒む農業問題について説明しましたが、後期はその続編ともいえるTPP交渉の現状と課題・その見通しを分析してこれからの世界貿易体制の進む方向を探ります。
アベノミックスの3本の矢の1つである成長戦略のコアとして注目されテレビ・新聞でも度々報ぜられているので大凡のことは判っているが、交渉が進むTPPで何が課題なのか等TPPの中身をもう少し詳しく知りたい方には是非受講をお奨めします。

【特記事項】
【講座のポイント】
1.世界経済の流れと実情
2.TPPの現状
3.TPPの課題と見通し
4.TPPを取り巻く環境と世界貿易体制の方向性

【講義概要】
第1回 11月 7日(木) 世界経済の流れと実情
グローバル化が進む中でバーナンキ米国FRB議長の一言に瞬間にして世界の株式市場が反応するような現在の世界経済の状況では現行のGATT/WTO
体制ではその機能を十分に果たしているとは云えず21世紀の新たな世界経済の秩序が早急に求められています。TPPは新たな世界的ルール作りの為の過程に過ぎないと言われていますが、ここでは前期の復習の意味を含めて世界経済の流れと実情に触れてその中でのTPPの役割について探ってみます。
本講座では先ず最初に、この世界の貿易体制の変動と、その裏で繰り広げられる国際経済の変化を紹介します。

第2回 11月14日(木) TPPの現状
我が国は7月から12番目の参加国として交渉に臨んでいますが、後発組のハンディキャップを抱えて苦戦を強いらているようです。かつてのWTO
ラウンド交渉に匹敵するような21もの分野に亘っての交渉ゆえ関係省庁にまたがった110名体制をもってしてもかなり苦労している様子。この章
では各分野での交渉状況を詳しく説明します。

第3回 11月21日(木) TPPの課題と見通し
前の週で説明した各分野での交渉状況から生じた課題とその見通しについて分析します。このTPP参加に当たっては国論を二分するとまで云われた農業問題を始めとして多くの懸念を抱えながら交渉参加に踏み切った経緯があり、交渉結果や新たに生まれた課題も含めて紹介します。

第4回 11月28日(木) TPPを取り巻く環境と世界貿易体制の方向性
高成長から中成長に移行しているいわれている中国を初めてBRICs諸国の経済が変調をきたしており、米国や欧州各国もそれぞれ内政問題を抱え対立に伴う困難な課題は先送りのままで世界経済の成長復帰の道のりは相変わらず厳しい状況が続いています。そんな中で経済成長が継続しているアジア諸国を含めてTPP交渉はアジア・EU・米州の3極を結ぶメガFTAの構築に向けて着実にルール作りが進んでいる数少ないFTA交渉であり、この交渉経緯を通じて世界の貿易体制の新たな秩序つくりにむけての方向性を探るとともに、特に中国のTPPへの対応についても触れてみたいと思います。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 神 幸雄
肩書き 国際社会貢献センター会員(三菱商事出身)
プロフィール 千葉大学工学部卒業、三菱商事入社。プラント輸出・建設業務に長年に亘り従事し、サウジアラビア・アルコバル事務所長、イラン三菱商事社長を歴任した後、ABAC(APECビジネス諮問委員会)日本支援協議会事務局長に転じ、ABAC/APEC活動を通じFTA/TPPなど国際通商関係に深く関与した。

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