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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-01-02 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:12220029

図書の文化史Ⅲ 聖書の写本と時祷書

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
1月10日(木)、 1月18日(金)、 1月24日(木)、 1月31日(木)、 2月 7日(木)、 2月14日(木)、 2月21日(木)、 2月28日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
12,000円
定員
25
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
西洋の写本の多くは聖書あるいはキリスト教に関わるものが大半です。
アイルランド=ノーサンブリア初期彩色写本の傑作といわれるケルズの書、リンディスファーンの書などをじっくり眺めてみませんか。修道院での写本から、さらに後の世になると写字生たちによる写本も出てきます。絵を伴う写本の魅力を味わってみましょう。初心者向きの講座です。

【特記事項】
フィールドワークに関わる費用は別途実費
2013年1月18日のフィールドワークは金曜日に実施

【講義概要】
第1回 1月10日(木) リンディスファーンの書
数奇な運命をたどったノーサンブリアの傑作です。10世紀の英語の記録ともなっており、福音書の最初の英語訳といわれています。

第2回 1月18日(金) フィールドワーク 明治大学和泉図書館(予定)
2012年5月に開館した図書館を訪れます。

第3回 1月24日(木) ケルズの書
三大写本のなかでも、最も有名で、日本でもよく知られている写本です。日本から多くの方がダブリン大学のトリニティカレッジに観に行かれています。

第4回 1月31日(木) 写本工房と写字生
修道院でなされていた写本が、大学の誕生に伴い、教科書として、数多く必要になり、写本工房が出来ました。写字生の苦労や生活について思いやってみましょう。中央図書館の貴重室見学も予定しています。

第5回 2月 7日(木) ボルソ・デステの聖書
西欧装飾写本のなかでもその絢爛豪華さにおいて、群をぬいたものとして知られるラテン語訳聖書です。イタリア15世紀のルネサンス芸術の
一端にふれてみましょう。

第6回 2月14日(木) カリグラフィ演習
カリグラフィ愛好家の指導の下に、ご自身のローマ字署名を作製してみましょう。写字生の苦労が体験できます。

第7回 2月21日(木) クロイの時祷書
この時祷書にはクロイ家の一員が書き込みをしていることから、この名で呼ばれています。フランドル芸術の代表的画家達による彩色は、豪華です。

第8回 2月28日(木) ベリー公のいとも美しき聖母時祷書
その名の通り、非常に色彩豊かで、繊細な構図は息をのむほどの美しさです。当時の王族、貴族と彼らに仕えた画家たちの生活も垣間見てみましょう。

講師陣

名前 阪田 蓉子
肩書き 元明治大学文学部教授、日本図書館文化史研究会前代表
プロフィール 図書の文化史および地域情報サービスが研究課題。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。教材用DVD監修「図書の文化史―明治大学図書館所蔵資料」。明治大学図書館情報学研究会会長、日本図書館情報学会監事。
名前 片岡 美和子
肩書き
プロフィール 明治大学法学部卒。1984年より日本ペンマンシップ協会会員。カリグラフィ愛好家としてブロードペンおよびポイントペンの各書体を学ぶ。2002年~2008年同協会会長。米国ペンマンの団体、IAMPETH会員。
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