講座詳細情報
申し込み締切日:2012-06-21 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:12160003
墓と副葬品から見た弥生時代 明治大学博物館入門講座
- 開催日
- 6月29日(金)、 7月 6日(金)、 7月13日(金)、 7月20日(金)、 7月27日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
弥生時代は、水稲農耕の普及や金属器の登場などさまざまな要因により、人々の間に「階層」と呼ぶことができる格差が生まれた時代でした。その違いが最も顕著に表れたのが墓です。溝や土盛りをもつ墓自体の構造、また棺の材質や形態、供えられた土器、遺体とともに納められた武器・装飾品・鏡など、多様な要素から葬送に対する当時の人々の考え方だけではなく、社会の変化を知ることができます。今回の講座では、明治大学博物館が収蔵する弥生時代の墓に関連する出土資料を教材として、弥生社会の変化と葬送の思想を探ります。
【特記事項】
【会場】明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン地下一階博物館教室
【講義概要】
第1回 6月29日(金) 弥生時代の墓と副葬品
第2回 7月 6日(金) 甕棺墓の世界-桜馬場遺跡・熊本県御船町出土甕棺
第3回 7月13日(金) 青銅器の副葬-武器形青銅器と鏡
第4回 7月20日(金) 再葬墓と管玉副葬-殿内遺跡・出流原遺跡・南御山遺跡
第5回 7月27日(金) 弥生終末期の墳墓祭祀-原目山墳墓群
弥生時代は、水稲農耕の普及や金属器の登場などさまざまな要因により、人々の間に「階層」と呼ぶことができる格差が生まれた時代でした。その違いが最も顕著に表れたのが墓です。溝や土盛りをもつ墓自体の構造、また棺の材質や形態、供えられた土器、遺体とともに納められた武器・装飾品・鏡など、多様な要素から葬送に対する当時の人々の考え方だけではなく、社会の変化を知ることができます。今回の講座では、明治大学博物館が収蔵する弥生時代の墓に関連する出土資料を教材として、弥生社会の変化と葬送の思想を探ります。
【特記事項】
【会場】明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン地下一階博物館教室
【講義概要】
第1回 6月29日(金) 弥生時代の墓と副葬品
第2回 7月 6日(金) 甕棺墓の世界-桜馬場遺跡・熊本県御船町出土甕棺
第3回 7月13日(金) 青銅器の副葬-武器形青銅器と鏡
第4回 7月20日(金) 再葬墓と管玉副葬-殿内遺跡・出流原遺跡・南御山遺跡
第5回 7月27日(金) 弥生終末期の墳墓祭祀-原目山墳墓群
講師陣
名前 | 忽那 敬三 |
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肩書き | 明治大学博物館学芸員 |
プロフィール | 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。主な著作に、『新収蔵の銅鐸』(明治大学研究報告 12.2007)「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。 |