講座詳細情報
申し込み締切日:2012-05-11 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:12160002
地獄と極楽の日本史シリーズ2 ―死の特異点―杉並区教育委員会共催
- 開催日
- 5月19日(土)、 6月 2日(土)、 6月16日(土)、 6月30日(土)、 7月14日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
好評だった前回に引き続き、日本の地獄思想と極楽思想について、古代から中世末までを辿ります。シリーズ1回では多少馴染みのない史料を読みましたが、2回目では可能な限り絵画資料を多用する予定です。第1回を受講していない方も、毎回「読み切り」ですので、充分ご満足いただけるでしょう。特に今回は「死の特異点」。「死」という究極の場に追い込まれた時、人間がどんな想いを抱き、どんな行動を取るかについて考えます。歴史学と民俗学、日本人の精神史はもとより、古代日本文学や絵画史などに興味のある方、ぜひおいで下さい。日本古代の歴史と文化に触れながら、地獄と極楽という極限の思想について、一緒に考えてみましょう。
日本古代史・中世史に興味のある方、日本の宗教・民間信仰、神話・民話、日本文学・絵巻や絵画に興味のある方ならどなたでも参加できます。
【特記事項】
【会場】 明治大学和泉キャンパス 第一校舎3階・303教室
●本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、新規入会金3,000円(3年度間有効)が無料。受講料は2,500円です。
●杉並区在住、在学、在勤者の方のお申し込みは、「電話」「FAX」「メール」での受付となります。
ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられません。
【講義概要】
第1回 5月19日(土) 地獄を絵解きする比丘尼たち
・賽の河原の口寄せの巫女
・熊野観心十界曼荼羅
・老いの坂道または人生の階段
第2回 6月 2日(土) 動き続ける髑髏の舌
・「日本霊異記」説話の世界
・死んでも動き続ける舌
・作者景戒の夢
第3回 6月16日(土) 「餓鬼草子」を読み解く
・墓場の住人
・都市に充満する死体
・墓所と葬所
第4回 6月30日(土) 古代・中世人の死と穢れ
・たかが穢れ、されど穢れ
・穢れと祓い
・白骨に穢れなし
第5回 7月14日(土) ゴセンゾサマとホトケサマ
・人を神に祀る思想
・ホトケと神
・「死」という幸福
好評だった前回に引き続き、日本の地獄思想と極楽思想について、古代から中世末までを辿ります。シリーズ1回では多少馴染みのない史料を読みましたが、2回目では可能な限り絵画資料を多用する予定です。第1回を受講していない方も、毎回「読み切り」ですので、充分ご満足いただけるでしょう。特に今回は「死の特異点」。「死」という究極の場に追い込まれた時、人間がどんな想いを抱き、どんな行動を取るかについて考えます。歴史学と民俗学、日本人の精神史はもとより、古代日本文学や絵画史などに興味のある方、ぜひおいで下さい。日本古代の歴史と文化に触れながら、地獄と極楽という極限の思想について、一緒に考えてみましょう。
日本古代史・中世史に興味のある方、日本の宗教・民間信仰、神話・民話、日本文学・絵巻や絵画に興味のある方ならどなたでも参加できます。
【特記事項】
【会場】 明治大学和泉キャンパス 第一校舎3階・303教室
●本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、新規入会金3,000円(3年度間有効)が無料。受講料は2,500円です。
●杉並区在住、在学、在勤者の方のお申し込みは、「電話」「FAX」「メール」での受付となります。
ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられません。
【講義概要】
第1回 5月19日(土) 地獄を絵解きする比丘尼たち
・賽の河原の口寄せの巫女
・熊野観心十界曼荼羅
・老いの坂道または人生の階段
第2回 6月 2日(土) 動き続ける髑髏の舌
・「日本霊異記」説話の世界
・死んでも動き続ける舌
・作者景戒の夢
第3回 6月16日(土) 「餓鬼草子」を読み解く
・墓場の住人
・都市に充満する死体
・墓所と葬所
第4回 6月30日(土) 古代・中世人の死と穢れ
・たかが穢れ、されど穢れ
・穢れと祓い
・白骨に穢れなし
第5回 7月14日(土) ゴセンゾサマとホトケサマ
・人を神に祀る思想
・ホトケと神
・「死」という幸福
★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]
講師陣
名前 | 水谷 類 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。 |