講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-20 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:12120032
江戸の食とお洒落 江戸~東京:都市と文化
- 開催日
- 4月28日(土)、 5月12日(土)、 5月26日(土)、 6月 9日(土)、 6月23日(土)、 7月 7日(土)、 9月29日(土)、10月13日(土)、10月27日(土)、11月10日(土)、11月24日(土)、12月 8日(土)
- 講座回数
- 12回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
これまでの東京の街づくりは、経済合理性が優越して進められて来たが、このところ安全や安心に関わる都市の役割の見直しが進められている。またグローバルな広がりを進めつつあるエコロジカルな価値や、文化・芸術が、これからの都市生活の豊かさを担うものとして関心を惹いている。
巨大都市東京を、豊でゆとりのある暮らしの場とするための手がかりの一つとして、江戸以来の伝統文化・芸術があるのではないだろうか。しかし、現在、江戸270年と明治大正昭和の70年が創りだした江戸・東京の文化は、グローバル化の波に呑み込まれ、日常の暮らしの中では希薄になりつつある。
この講座では、江戸東京の文化を様々な角度から見直し、今後の脱経済時代の豊かさの手懸りを得ようと思う。
■ 前期テーマ「江戸の食」
のみ・くいは生きていくために不可欠であるが、都市住民達は日常の中で、僅かなゆとりを見つけてはのみ・くいを楽しむ文化を創りだしてきた。江戸開府以来、あそびとしてののみ・くいの中で、上方とはひと味違った食文化を育んでいる。現在、ファーストフーズ文化が街づくりに影響を及ぼしているのを検証しながら、幅広い江戸東京の伝統的食文化が街づくりにどのようなはたらきをするのかを、見直してみようと思う。
■ 後期テーマ「江戸のおしゃれ」
暮しの余裕、粋への憧れ、美意識の醸成、流行、供給・サービス態勢、 江戸の町も創成期を過ぎると暮しにもゆとりが生まれ、より裕な暮しを求めるようになった。経済的に恵まれたクラスだけではなく町民達もささやかな楽しみを得る環境が整っていった。裏長屋住まいであっても、食や衣については少し心がければ手の届く楽しみが得られ、また流行りの情報も町に流れるようになった。それに応えるように日々の暮しの中のちょっとしたお洒落なものやサービスの態勢が、町なかに整えられいった。
【特記事項】
【フィールドワーク】
●5/19(土):築地魚河岸早朝見学(自由参加)
●11/17(土):江戸伝統工芸見学・体験(自由参加)
フィールドワークに関する費用は別途実費
【講義概要】
第1回 4月28日(土) 江戸時代の食
飲食観、食習慣(地方)、食品流通、市・市場、物流、内食・外食・中食、食費
第2回 5月12日(土) 江戸の食卓
日常と祭、町民/武士、共食/個食、弁当・菓子、食材、調理、食卓・食器、外食
第3回 5月26日(土) 米・五穀・いも・塩・味噌・醤油・酒・(油)・だし
産地・生産、流通(流通・市場)、米価
第4回 6月 9日(土) 野菜
やさい食・旬、野菜料理、精進料理、圃菜・山菜、加工品流通、流通方法・市場
第5回 6月23日(土) 魚
さかな食・肉食、獣・鳥肉、魚介類、狩猟・漁労:流通、料理・調理、中食、鍋、丼
第6回 7月 7日(土) すし・そば・てんぷら
外食・販売、外食産業、起源・沿革、食材・調理、祭の屋台、菓子
第7回 9月29日(土) 江戸っ子のおしゃれ
背景、ものvs心意気、暮しのおしゃれ、趣味のおしゃれ、江戸しぐさ
第8回 10月13日(土) 着物(服装)、着物の構成、素材、染織、縫製、手入れ、着付け、衣更え
生産・加工・流通
第9回 10月27日(土) 履き物
機能、構成、材質、草鞋、草履、雪駄、下駄、足駄、鼻緒、足袋、歴史、着用習慣
第10回 11月10日(土) 小物、装身具
提げ物、懐中物、帯締め、手拭、持ち道具・手提げ物、扇、傘、杖、提灯
第11回 11月24日(土) 髪結い、髪飾り
結髪(ゆがみ)、歴史、男女髪型、櫛、簪、笄、整髪料;床屋、女髪結い
第12回 12月 8日(土) 化粧
目的・意味、習慣、洗顔、白粉、口紅、お歯黒、入れ墨、香、鏡;風呂・行水、ぬか袋
これまでの東京の街づくりは、経済合理性が優越して進められて来たが、このところ安全や安心に関わる都市の役割の見直しが進められている。またグローバルな広がりを進めつつあるエコロジカルな価値や、文化・芸術が、これからの都市生活の豊かさを担うものとして関心を惹いている。
巨大都市東京を、豊でゆとりのある暮らしの場とするための手がかりの一つとして、江戸以来の伝統文化・芸術があるのではないだろうか。しかし、現在、江戸270年と明治大正昭和の70年が創りだした江戸・東京の文化は、グローバル化の波に呑み込まれ、日常の暮らしの中では希薄になりつつある。
この講座では、江戸東京の文化を様々な角度から見直し、今後の脱経済時代の豊かさの手懸りを得ようと思う。
■ 前期テーマ「江戸の食」
のみ・くいは生きていくために不可欠であるが、都市住民達は日常の中で、僅かなゆとりを見つけてはのみ・くいを楽しむ文化を創りだしてきた。江戸開府以来、あそびとしてののみ・くいの中で、上方とはひと味違った食文化を育んでいる。現在、ファーストフーズ文化が街づくりに影響を及ぼしているのを検証しながら、幅広い江戸東京の伝統的食文化が街づくりにどのようなはたらきをするのかを、見直してみようと思う。
■ 後期テーマ「江戸のおしゃれ」
暮しの余裕、粋への憧れ、美意識の醸成、流行、供給・サービス態勢、 江戸の町も創成期を過ぎると暮しにもゆとりが生まれ、より裕な暮しを求めるようになった。経済的に恵まれたクラスだけではなく町民達もささやかな楽しみを得る環境が整っていった。裏長屋住まいであっても、食や衣については少し心がければ手の届く楽しみが得られ、また流行りの情報も町に流れるようになった。それに応えるように日々の暮しの中のちょっとしたお洒落なものやサービスの態勢が、町なかに整えられいった。
【特記事項】
【フィールドワーク】
●5/19(土):築地魚河岸早朝見学(自由参加)
●11/17(土):江戸伝統工芸見学・体験(自由参加)
フィールドワークに関する費用は別途実費
【講義概要】
第1回 4月28日(土) 江戸時代の食
飲食観、食習慣(地方)、食品流通、市・市場、物流、内食・外食・中食、食費
第2回 5月12日(土) 江戸の食卓
日常と祭、町民/武士、共食/個食、弁当・菓子、食材、調理、食卓・食器、外食
第3回 5月26日(土) 米・五穀・いも・塩・味噌・醤油・酒・(油)・だし
産地・生産、流通(流通・市場)、米価
第4回 6月 9日(土) 野菜
やさい食・旬、野菜料理、精進料理、圃菜・山菜、加工品流通、流通方法・市場
第5回 6月23日(土) 魚
さかな食・肉食、獣・鳥肉、魚介類、狩猟・漁労:流通、料理・調理、中食、鍋、丼
第6回 7月 7日(土) すし・そば・てんぷら
外食・販売、外食産業、起源・沿革、食材・調理、祭の屋台、菓子
第7回 9月29日(土) 江戸っ子のおしゃれ
背景、ものvs心意気、暮しのおしゃれ、趣味のおしゃれ、江戸しぐさ
第8回 10月13日(土) 着物(服装)、着物の構成、素材、染織、縫製、手入れ、着付け、衣更え
生産・加工・流通
第9回 10月27日(土) 履き物
機能、構成、材質、草鞋、草履、雪駄、下駄、足駄、鼻緒、足袋、歴史、着用習慣
第10回 11月10日(土) 小物、装身具
提げ物、懐中物、帯締め、手拭、持ち道具・手提げ物、扇、傘、杖、提灯
第11回 11月24日(土) 髪結い、髪飾り
結髪(ゆがみ)、歴史、男女髪型、櫛、簪、笄、整髪料;床屋、女髪結い
第12回 12月 8日(土) 化粧
目的・意味、習慣、洗顔、白粉、口紅、お歯黒、入れ墨、香、鏡;風呂・行水、ぬか袋
★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 加藤 隆 |
---|---|
肩書き | 元明治大学理工学部教授・東京建築塾塾頭 |
プロフィール | 1935年、東京生まれ。1963年、東京大学大学院建築学専門課程修了。工学博士。1961年、オリンピック東京大会組織委員会事務局嘱託。1965年、明治大学工学部建築学科専任講師。2005年、東京建築塾塾頭に就任。専門領域は、都市施設計画論、あそび場論、江戸東京学、都市設計、建築設計。 |
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