大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
従来のマーケティング戦略に加え、ネットマーケティングに大きくシフトする企業が増加しています。マス広告だけでは、以前のような効果が得られない昨今、「口コミ、バイラル」の増幅を目指したソーシャルメディアを活用するなど、先進のITやネットの特性・メリットを活用することで、その効果をマーケティング現場に導入していくことがビジネス戦略として不可欠になっています。
ネットやモバイルの特性を理解し、自社の課題解決に結びつけるための知識の習得を目的に、ケーススタディを通じ論理的な検証と演習の両方から実践的な理解を深めます。

【講座のポイント】
最新動向や成功事例などを通じて、自分の持つ課題解決のためのヒントと応用力を養います。これからのビジネスにおける競争力強化のためのクロスメディアマーケティング力を強化します。


【講義概要】
第1回 5月23日(水) ネットマーケティングの動向を把握しよう
トリプルメディア、戦略PR、ソーシャルメディアの活用など、動向の把握のより課題の整理を行います。

第2回 5月30日(水) 新たな市場トレンドはデータを通じて把握しよう
ビデオリサーチインタラクティブの荻野氏を講師に、ネット市場の今を理解し活用するための視点を育成します。

第3回 6月 6日(水) 口コミマーケティングの最前線
ソーシャルメディアによって創出される口コミマーケティングの実践方法と留意点について事例研究します。

第4回 6月13日(水) 消費者の行動を把握したマーケティングの演習
消費者の行動特性を把握し、ライフスタイルやビジネススタイルを意識したターゲッティング方法を学習します。

第5回 6月20日(水) 情報化社会における情報収集能力とビジネス推進力の強化
ネット上に増大する情報から、ビジネスに必要な情報を日常的に抽出し、収集するためのノウハウをクラウドサービスなどの活用を通じて、簡単で効率的に実践する方法を紹介します。

第6回 6月27日(水) 新たな視点で成功を導くビジネスの考え方
世界的にベストセラーとなったビジネスモデルジェネレーションメソッドを活用し、自社の優位性を分析する手法を学習します。

第7回 7月 4日(水) ブランディング戦略と効果的なコミュニケーション
分析に基づいた適切なプロモーションを実践するためのコミュニケーションの実践方法を学習します。

第8回 7月11日(水) 現場で役立つリスク管理と演習
ソーシャルメディアの活用に伴うリスク管理の重要性や運用における課題への対策を演習を通じて学習します。

【教材】
レジュメ資料

名前	今津 美樹
肩書き	WinDo’s(ウィンドゥース)代表取締役、リンクステーション 取締役マーケティングディレクター、ハーマンモデル認定ファシリデーター
プロフィール	米国系IT企業にてマーケティングスペシャリストとしての長年の経験により、マーケティングアウトソーサーWinDo'sの代表を務める。ITを活用したマーケティングに関する講演・企業研修など幅広く活動し、ITアナリストとしてラジオ解説、執筆活動・解説・書評等多数。

名前	荻野 欣之
肩書き	株式会社ビデオリサーチインタラクティブ代表取締役社長
プロフィール	1960年生まれ、東京出身。ビデオリサーチ入社後、ダイレクトマーケティング部、営業部を経て、1997年にビデオリサーチUSA出向。2002年にビデオリサーチ デジタル戦略室 インターネット事業推進部 部長、2003年にビデオリサーチインタラクティブ出向、現職に至る。

名前	藤木 俊明
肩書き	Garden-City Planning 代表取締役
プロフィール	早稲田大学卒業。リクルート、ぴあを経て独立。九段のコンテンツ制作会社を経営。プレゼンツールが評価され、プランナーとしても各社のプレゼンに関わり高い成功率を誇る。「読むだけでプレゼンがうまくなる本」は、本講座講師 今津美樹と藤木俊明による共著による。

名前	ティム・クラーク
肩書き	筑波大学 国際経営学客員教授
プロフィール	1956年米国ミネソタ州年生まれ。スタンフォード大学心理学科卒業後、ワシントン大学日本語集中コース修了。84年日本に移住。大手アメリカ企業の在日マーケティング・アナリストなどを経て帰国。現在は筑波大学国際系学教授に就任。