大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
コーチング入門講座及び経験者を対象としたアドバンスコースです。コーチングスキルは「覚える」ものではなく「身につける」もの。当講座では、入門講座で学習した、
(1)傾聴技法(相手の気持ちを受け入れる)
(2)個性感知(自分特有の感じ方・考え方を知る)
(3)質問技法(問いによって相手の潜在力を引き出す)
これら3つの基礎技能を豊富なロールプレイとグループワークで着実に「身につけ」ていきます。
当講座の受講により、自分本来の特質を活かしたコーチング基盤を養成することができるとともに、自分とは違う感じ方や考え方を持つ相手とのコミュニケーションをより一層豊かにすることができます。更にコーチングを学び深めたいと思った方、プロのコーチやコーチ資格取得を目指す方々に受講をお薦めします。【講師は入門講座同様に森山講師が担当します】

【コーチ資格について】
当講座は、日本コーチ連盟認定コーチ養成プログラムに基づき実施されており、「コーチング入門」「コーチング・アドバンス」の両方を修了された方は、同プログラムのうち、基礎課程修了単位(24単位)を習得できます。コーチ資格、コーチ養成プログラムの詳細は同連盟(http://www.coachfederation.jp)にお問い合わせください。

【特記事項】
受講 対象者は、「コーチング入門」の同時申込者及び過去に受講した方、または他機関にてコーチングの基礎既習者。

※講義の途中に適宜10分程度の休憩がございます。
※講義の進行状況により、終了時間が20分程度延長する場合があります。

【講義概要】
第1回 12月10日(土) コーチング・アドバンス─実践コーチング、ベストコーチを目指す第一歩─
Coaching Foundation I「傾聴技法/実践・演習」～アクティブ・リスニング上達方法!～ アクティブ・リスニングを実践するうえで、「うなずき・あいづち・繰り返し」を丁寧に行うことはよく言われること、でも、実際にやってみるとなかなか上手くいかない…。どのようなタイミングで繰り返すのか?どの言葉を繰り返すのか?自分の中に生まれてきたモヤモヤ感はどうすればいいのか?カウンセリングのアクティブ・リスニングとはどう違うのか?理論と豊富な実習から、コーチング特有の聴く技術を身に付けていきます。

第2回 12月17日(土) コーチング・アドバンス─実践コーチング、ベストコーチを目指す第一歩─
Coaching Foundation II「個性感知実践・演習」～I’m OK， you’re OK.って、こんな感じのこと!～ コーチングは、相手の感じ方や考え方を活かす技法です。ところが、学習当初はコーチ自身の思いや考えを語ってしまったり、無意識のうちに相手をコーチの考える落としどころに導いてしまうことが少なくありません。これは、表面的な言い方・関わり方の工夫や、意識化だけでは極めて困難です。自分とは異なる感じ方や考え方への好奇心を抱ける「きっかけ」と特別なトレーニングを積むことが効果的です。

第3回 1月14日(土) コーチング・アドバンス─実践コーチング、ベストコーチを目指す第一歩─
Coaching Foundation III「質問技法実践・演習」～パーソナル・コーチングを実感!～ コーチングは、自分流のやり方で目標を達成していただく技法です。ただ、個別の目標を設定する前に、自分が未だ意識化・言語化していない「そもそもの目標」を設定できるかどうかでコーチングの質がずいぶん違ってきます。「目標を探さないで自分独自の目標を浮き彫りにする」コーチングのダイナミズムを体感していただきます、初級・中級コーチ・就職・転職・進学・資格取得・結婚・人生再構築等々、自分をさらに活かしたい方にお勧めします。

【教材】
オリジナルレジュメ 他

名前	森山 展行
肩書き	日本コーチ連盟公認マスターコーチ
プロフィール	一般社団法人日本コーチ連盟理事長、コーチアカデミー学長。国際コーチ連盟認定コーチ養成プログラム修了。法政大学文学部哲学科卒業。 　コーチアカデミーのほか、大学の公開講座でもコーチングの教授・普及に努めている。2010年度においては、全国の少年院・少年鑑別所・刑務所の管理職（250名）を対象としたコーチングプログラムの主幹コーチとして招へいされた。