大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
ニュースの度に伝えられる外国通貨の値段、すなわち「(外国)為替相場」は既に日常語となっています。世界経済を理解する上で外為の知識は今や欠かせません。相場に影響を与える様々な要因を分析し、為替相場の成り立ちを解き明かす 目からウロコの「為替の常識」を 現場経験豊富な商社・銀行OBの講師陣により分かり易く解説します。

【特記事項】
【講座のポイント】
(1)外国為替の基礎知識・用語の解説。
(2)為替相場の変動要因は何か? 何を基準に相場が決まるのか?
(3)為替リスクとは何か? リスクの回避策はあるのか?
(4)物の動きと金(かね)の流れ、国際収支から見た為替相場の動きにも注目。

【講義概要】
第1回 11月 8日(火) 為替の基礎を覚えよう
外国為替とは何か? 為替市場、為替相場の成り立ち、企業経営と外国為替リスクとの関係など外国為替を取り巻く環境を分かり易く解説する。

第2回 11月15日(火) 外国為替相場はなぜ動くのか
為替相場は何を基準にどこでどのようにして決定されるのでしょう?何故こうも時々刻々変動するのでしょうか? 相場形成に影響を与える様々な要因を解きほぐしながら相場決定の舞台裏に迫ります。

第3回 11月22日(火) 外国為替の持つリスク
リスクを取らねば利益は出ない。でもうかつに取れば損をする。如何に損をしないで利益を出すか?その方法はいかなるものか?対処策を解説します。

第4回 11月29日(火) 外国為替と国際収支
リーマンショック、金融危機、新興国と先進国、国際収支の赤字と黒字等々 新聞・テレビをにぎわす言葉を理解すると世界の経済金融情勢が見え 新聞記事・TVニュースの面白さは倍増です。

【講座をお薦めする方】
・外国為替のことを基礎から学びたい方(初級・中級向け講座です。)
・貿易・金融関係の仕事をしているか、この方面のビジネスに興味があり、知識を整理したい方
・外貨預金、外貨建て証券に関心のある方

【教材】
「アカデミーブックレット13 知っておきたい外国為替の常識」(明治大学リバティアカデミー)
※受講料には書籍代も含まれています。

名前	鈴木 成高
肩書き	国際社会貢献センター会員（東京三菱銀行出身）
プロフィール	一橋大学卒、東京銀行（現三菱東京ＵＦＪ銀行）入行。72年旧西独研修生を皮切りに西欧ドイツ語圏（独、墺、蘭、ルクセンブルグ）に通算12年駐在、93年シカゴ東京銀行頭取兼東京銀行シカゴ支店長、96年東京三菱銀行新丸の内支店長を歴任、その後98年ウシオ電機（株）に転じ、99年から複数の在欧州子会社群社長兼務による欧州事業統括を経て、07年12月帰国。

名前	石橋 満
肩書き	国際社会貢献センター会員(丸紅出身)
プロフィール	慶応義塾大学卒。丸紅(株)に入社。一貫して外国為替、貿易金融、プロジェクトファイナンスなどにかかわる業務に従事。アルジェ、パリに駐在し、海外支店の財務経理部長としての経験を積み、1992年本社貿易金融部にて外為法、カントリーリスク担当責任者。その後みずほ銀行グループの芙蓉総合リース勤務を経て、現在独立財務コンサルタント。

名前	木村 好作
肩書き	国際社会貢献センター会員（三菱商事出身）
プロフィール	早稲田大学卒。三菱商事入社。以来主として財務分野を歩み、ペルー三菱商事社長、カナダ三菱商事副社長、（株）興人常務取締役（CFO）等を歴任。現在は亜細亜大学講師、（財）海外職業訓練協会国際アドバイザーを務める。

名前	村林 榮彦
肩書き	国際社会貢献センター会員（日商岩井出身）
プロフィール	慶応義塾大学卒。日商岩井（現双日）の財務・外為部門で15年。パリ、トロント、シカゴ、バンコックに駐在し総務経理部門で13年。国内関係会社で8年。イスラエルの医療器械日本法人に4年。退職後　現在までLEC大学教授、特任教授、客員教授を歴任、キャリア開発学、国際ビジネス論、産業人材論、経営理念論等の講師を務める。