大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
与えられた時間の中で、わかりやすい説明を行い、相手に「わかった!」と言わせることは、仕事をする上で誰もが必要とするスキルです。本講座は、参加者ひとりひとりが仕事のなかで取り組む説明をケースとして取り上げ、確実に成果につなげられるストーリーづくりと図解、表、グラフなどのビジュアル表現やイラスト、色を効果的に使った資料の作成、説得力のある伝え方を学ぶことによって、自信を持って説明できる力を身につけていきます。

【特記事項】
【講座のポイント】
1)取り上げる材料を寄せ集めただけの資料や情報を提示するだけの一方的な説明でなく、相手から理解と納得を引き出すプレゼンができる。
(2)成果に確実につなげるための問題解決型のアプローチと効果的な伝え方を身につける。
(3)参加者が持ち寄った課題や説明資料をケースとして取り上げ、講義とディスカッションを通じ、自分に足りないものに気づき、また他の人の考え方から学び、実践に役立てる。
(4)受講料には書籍代も含まれています。

【パソコンの利用について】
授業で使用するパソコンは、事務局にて貸出を致します。詳細は初回講義時に説明します。
普段お使いのノートパソコンをご持参頂いても結構です。なお、初回は使用しませんので、ご持参は不要です。

【受講にあたって】
演習で、参加者ひとりひとりが、実際にパソコンを使って、自らの仕事に直接に関係のある課題を完成させていきます。以下のものを持参ください。■これから使用する、あるいはこれまで使用した企画書・提案書等の説明資料を持参下さい。説明時間は10分間前後から20分間程度までで、パワーポイントで作成したもの。パソコンのファイルと、プリントアウトしたものを持参下さい。適当なものがない場合には、こちらで用意した課題を演習のテーマとしていただきます。
■演習で作成したファイルを、講師用パソコンで映しますので、保存し、コピーできる記録媒体(CD-R、USBメモリなど。フロッピー不可)をご用意下さい。

【講座をお薦めする方】
・効率の良いプレゼンの準備の仕方や企画書の作り方を学びたい方
・自己流のプレゼンを見直したい方
・論理的に考え、説明する能力を身につけたい方
・「資料が多すぎてわからない、読む気がしない」「何が言いたいのかわからない」と
言われたことがある方
・PowerPointを使いますが、使用経験の習熟度は問いません。

【教材】
(1)飯田英明著『プレゼンに勝つ図解
の技術』(講座初回にお渡しします)
(2)オリジナルレジュメ

名前	飯田 英明
肩書き	（有）メディアハウスエイアンドエス取締役
プロフィール	筑波大学第三学群情報学類卒業。パナソニックを経て、１９９２年より現職。マネジメントから見た説明／説得のためのストーリーづくりとビジュアル表現を専門とし、研修、講演、コンサルテーションに携わる。さまざまな企業・団体のプレゼンテーション資料について十数年の経験と千を越える事例のアドバイスの実績を持つ。著書に日経文庫「プレゼンに勝つ図解の技術」、日経ビジネス人文庫「つまらないと言われない説明の技術」など。ホームページ　http://www.m-h.co.jp/。