大学公開講座のセカンドアカデミー

韓国は日本と一番通じ合える日常と感情を持つ人たちの国です。韓国語は近い故にあまり体験する機会がなかったことばならではの魅力を持っています。最近関心をもつ人が増えている韓国映画やテレビドラマなどの大衆文化は、その魅力が人の心に訴える力を備えて盛り込まれている文化の表現形態と言えるでしょう。この講座は基本的には初級韓国語を学習された方を対象とする中級韓国語ですが、ハングル文字を習得し簡単な文章の読み書きを始めた方ももう少し進まれた方も参加できるクラスです。日常会話はもちろん韓国の社会と文化に触れる表現を駆使する方法を学びながら、自分の韓国語の基礎をもう一度固めてみたいと思っている方を歓迎します。

名前	金　惠　信（きむ　へしん）
肩書き	本学非常勤講師
プロフィール	きむ へしん 　韓国ソウル生まれ。梨花女子大学文学修士。学習院大学哲学博士。現在　恵泉女学園大学、学習院大学、青山学院大学他非常勤講師。専門は美術史と表象文化論。著書に『韓國近代美術研究−植民地期「朝鮮美術展覧会」にみる異文化支配と文化表象』（ブリュッケ、2005）、論文に「繰り返しとかたりのしぐさをかたちにする」（『残照の音―アジア・政治・アートの未来へ』岩波書店、2009）など。