講座詳細情報
申し込み締切日:2019-11-12 / 宗教・哲学:芸術・文化 / 学内講座コード:19B1614502
芸術の哲学 II―詩
- 開催日
- 11月26日(火)、12月 3日(火)、12月10日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 30
- その他
- 4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
詩は東洋美学の最高形式だとよく言われています。詩を詠むことは、文字に含まれた詩人の感性や思いを感じ取ることです。なぜ、詩人の描いた昔の光景が、現在のわたしたちのこころの中に響くのでしょうか。
この講座では、詩人の描いたイメージが、時空を超えて現代のわたしたちのこころの中で共感を起こす原因は何か、という問題について考えます。詩人たちが生きている時代の背景を紹介し、具体的な作品の魅力を味わいつつ、時に声を出して中国語で漢詩のリズムを実感し、議論を交わしながら授業を進めます。
【講座スケジュール】
第1回11月26日(火) 李白と「月」
詳細:数多くの名作を残した李白が最も愛していたのは月です。李白の月の詩に触れながら、月に賦与された東洋特有のイメージを分析します。
第2回12月 3日(火) 蘇東坡と「酒」
詳細:古今東西を問わず、宴の時に必ず持ち出されるのはお酒です。蘇東坡の酒に関する詩を鑑賞します。
第3回12月10日(火) 日本人の詩と心
詳細:日本も昔から和歌や俳句のような詩の文化があります。平安時代に愛読された『文選』と日本最古の詩集『万葉集』を通じて、日本人の詩と心について考えます。
詩は東洋美学の最高形式だとよく言われています。詩を詠むことは、文字に含まれた詩人の感性や思いを感じ取ることです。なぜ、詩人の描いた昔の光景が、現在のわたしたちのこころの中に響くのでしょうか。
この講座では、詩人の描いたイメージが、時空を超えて現代のわたしたちのこころの中で共感を起こす原因は何か、という問題について考えます。詩人たちが生きている時代の背景を紹介し、具体的な作品の魅力を味わいつつ、時に声を出して中国語で漢詩のリズムを実感し、議論を交わしながら授業を進めます。
【講座スケジュール】
第1回11月26日(火) 李白と「月」
詳細:数多くの名作を残した李白が最も愛していたのは月です。李白の月の詩に触れながら、月に賦与された東洋特有のイメージを分析します。
第2回12月 3日(火) 蘇東坡と「酒」
詳細:古今東西を問わず、宴の時に必ず持ち出されるのはお酒です。蘇東坡の酒に関する詩を鑑賞します。
第3回12月10日(火) 日本人の詩と心
詳細:日本も昔から和歌や俳句のような詩の文化があります。平安時代に愛読された『文選』と日本最古の詩集『万葉集』を通じて、日本人の詩と心について考えます。
講師陣
名前 | 胡 ? |
---|---|
肩書き | 上智大学大学院文学研究科 |
プロフィール | 中国近現代の哲学、近代日本思想史および東洋美学を専攻。若手研究者として、日本哲学会、日中フォーラム、世界哲学会、比較思想学会などで活躍しており、日中両国で研究論文、翻訳等の研究業績を重ねている。傍ら中国語の学術的通訳としても活動しており、本公開講座では中国語の講座も担当している。 |