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トップ > 遊学のガイド > 体験レポートNo.007 地球環境学Ⅰ 温暖化と循環社会 第3回


遊学モニターレポート

地球環境学Ⅰ 温暖化と循環社会

セカンドアカデミーを通じて講座を受講なさった方々に、実際の講座の様子をご紹介いただく、『遊学モニターレポート』、 第7回目の今回は東京の上智大学の「地球環境学Ⅰ 温暖化と循環社会」を受講した佐々木偉彰(40代、男性)のレポートです。

地球環境学レポート:第1回第2回第3回
学生に優しい眼差し、植村教授を訪ねました。
写真:上智大学 国際教養学部 植村 和志 教授 この講座のコーディネータであり、各講座に欠かさずスタートの指揮を執られている 植村和志教授を訪問しました。突然のお願いにもかかわらず、 丁寧にご対応いただきました。ありがとうございます。

-大変充実した内容の講座ですが、いつごろから開催されているのですか
今回の『地球環境学ⅠⅡ』の姉妹講座に、『地球環境と科学技術』があるのですが、 それも含めると、約10年前からです。地球環境問題に関心が高かった三菱商事さん の協力も頂きスタートしました。

-10年前からですか!!地球温暖化が切実な問題となったのは、つい2~3年前かと思っていたのですが、10年前からとは驚きました。講座の構成で工夫されているところを教えてください。
やはり大学の講座ですから、理論的な面が重要ですが、それとともに実際の事例などの「生」情報も学生に見せたい。理論的な面は当校(上智大学)の先生で筋道を立てるとともに、各界の最前線の情報の紹介を外部の先生にお願いしました。実際に受講された感想はどうですか?(逆質問)

-いや(ドギマギしながら)-、地球環境の現状から始まり、規制、環境税、排出権取引、CSRと「絶望したり」「希望が見えたり」で各講座がストーリ仕立てになっていて感心しています。
ありがとう。

「天然ガス」がキーワード
-受講する学生に期待する所の反応はどうですか?また実際の反応はどうですか。
画像:テキスト  実際、募集して直ぐに定員一杯になり、受講したくても出来ない学生が出るくらい興味を持ってもらっています。  またある時「最近の学生は、『もったいない』の気持ちが薄れている」といった趣旨のことを言ったら、レスポンスペーパーで、  自らのライフスタイルに基づく反論を頂き、苦笑したというより嬉しかったですね。  また、地球環境問題は国際人として活躍する上で必須ですね。私の国際教養学部 では、授業はすべて英語ですよ。  今度、「地球環境学」も1コマ英語でやりましょうか?

-英語ですか、面白いかもしれませんね(内心、絶対無理と思いつつ)。最後に先生のご専門(政治経済学)から見た、地球環境に関するご提言をお願いします。
地球環境の問題をエネルギーの観点から言うと  1)省エネ、省資源  2)代替エネルギー  3)人口抑制 とありますが、石油からの代替エネルギーとしては「天然ガス」がキーワードです。 太陽エネルギー、風力発電などありますが、あくまで補完的です。分布、量ともに天然ガスが本命です。

-ありがとうございました。これから天然ガスと聞くと、植村先生のことを思い浮かべるようにします(笑)。

植村先生は、1985年の石油価格の暴落を五年前に予測し「OPECの崩壊」( (日本経済新聞社刊)を出されておられます。今日のキーワード「天然ガス」も私の心に深く刻まれました。 本当に優しい眼差しで、お話をしていただき、私も植村先生のファンになりました。ありがとうございました。
講座のご紹介
今回ご紹介するのは、この講座と同じような自然科学・環境関係の講座です。


この機会に皆様もぜひご参加ください。

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