大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉は全く別の姿をとったことばです。それぞれ独自の訓練が必要です。ほんとうに自分のことばにするために、テキストやプリントのダイアログが、何も見ないでもすらすら出てくるまでを目標にしましょう。
・文字と発音を学んだ方の復習から用言の活用の基礎まで、まず初級の実践的な力量を固めます。
・発音の練習を重視することで、コミュニケーションの全般的な能力を強化していきます。

【講義概要】
文字と発音の基礎を一応終えた方々のための講座です。日本語で言えることを、どんどん韓国語でも言えるようにしてゆきましょう。「話せる」だけでなく、「書ける」「聞ける」「読める」ことも目標です。言葉との出会いを存分に楽しみながら、実際に「声に出す」訓練も愉しみましょう。知識の暗記でなくことばを共にしながら、悠々と知的に、思い切り楽しく学びましょう。そして気がついたら ―― みんなで話している!はずです。 基礎的な語彙力を養いつつ、実践的な表現力と共に会話のストラテジーを養っていきます。 最小限の語彙と文法で、楽しみながら、〈使える韓国語〉を増やしながら、共に学びましょう。プリントからテキストへ入ってゆきます。
講義の学習進度は受講生の方々の進度を勘案しながら、調整してゆきます。

【ご受講に際して】
◆入門を既習の方に最適のコースですが、以前入門は学んだけれど、だいぶ忘れてしまった、という方も大歓迎です。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『史上最強の韓国語練習帖 初級編（仮題：2022年4月刊行予定）』（ナツメ社）4月の授業はプリントで進行します。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	野間 秀樹
肩書き	言語学者、元東京外国語大学教授
プロフィール	言語学者。著書に『ハングルの誕生』(平凡社、アジア・太平洋賞大賞、朝鮮日報・東亜日報2011今年の本)、『言語存在論』『言語 この希望に満ちたもの』、『日本語とハングル』、『韓国語をいかに学ぶか - 日本語話者のために』その他学習書多数。編著書に『韓国語教育論講座(全5巻)』(くろしお出版)、『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン、パピルス賞受賞)、『韓国・朝鮮の美を読む』等。2005年大韓民国文化褒章受章。2012年周時経学術賞受賞。元東京外国語大学教授。