大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
普段の自分自身の動きを見直し、弱った筋肉を強化する動きを身につけることで、生活の質の低下を防ぐことができます。今の自分にできるトレーニングと体を作る食生活について学んでいただきたいと考えます。

【講義概要】
70歳を過ぎると、関節疾患による痛みや不調により、身体活動が低下し、介護の必要性が増すことが明らかになっています。この講座では要介護や寝たきりのリスクが高くなる状態「ロコモティブシンドローム」の予防と改善に必要な運動や食生活について解説します。おひとりおひとりの状況に合わせて無理なくできるトレーニングを学び、筋力の強化と関節可動域の確保により、関節の痛みを軽減することができます。さらに健康な体を維持するための食事や、痛みどめ・骨粗しょう症治療薬について知っておきたい知識についてもお話します。ご家族の健康維持にも役立つ内容です。

【ご受講に際して】
◆動きやすい服装をご持参ください。
◆室内履きの靴、給水用の飲み物、タオルをご持参ください。

名前	古田 裕子
肩書き	早稲田大学講師、薬剤師
プロフィール	1959年兵庫県生まれ。京都薬科大学薬学部卒業。薬剤師としての経験を生かしながらトレーニング、栄養を学び、サンフレッチェ広島のサプリメントならびに栄養アドバイザー、企業・自治体の健康管理アドバイザーとしての経歴あり。現在は介護予防のトータルコーディネイターとしても活躍中。著書には『中高年からの健康スポーツ入門読本』、『サプリメント活用事典』など。