大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
中高年の健康づくりに大変効果がある運動として、太極拳の愛好者がふえてきました。本講座では、太極拳で大気の「気」を体にとり入れ、体の中で循環させて鍛え、自然治癒力を働かせて、健康増進と体力づくりをはかっていきます。また、中国の新しい特色ある易筋経で、更に体力強化をはかっていきます。

【講義概要】
気功太極拳24式は、別名、「楊名時太極拳」といい、気功の要素が入った太極拳です。心、息、動が一体となり、動中に静、静中に動があります。心は穏やかにしてリラックス、呼吸は長く、深くして自然の気をとり入れ、動きはゆっくり柔らかく行います。気功太極拳は、肩こり、腰痛、高血圧や心肺機能、内臓などの症状を改善し、更に足腰の強化なども行います。浩然の気を養い、人と自然が一体となる心境を体感してください。また易筋経には12の動作があり、体を曲げたりひねったりする技が多く含まれ、特に、筋肉や骨格・関節などを中心に鍛えていきます。これらの他にも、中国24式太極拳の通し稽古、?手、健身功も行います。

名前	竹内 彰一
肩書き	日本太極養生健身会会長、中国太極拳教練
プロフィール	早稲田大学文学部卒業。気功太極拳師範。日本健康開発財団理事。人間ドック竹芝総合健診センターを開設。西洋医学に加え太極拳など中国の伝統健康法を研究、実践。1996年世界太極修練大会にて金メダル授与。日本人唯一。著書に、「太極拳の修練」、DVD「上達への太極拳」、「中国太極拳24式」、「レベルアップ32式太極拳」がある。