大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座概要】　　
この国には、山河があり、海や島がある。四季があり、歴史もある。外国のような雄大な景色には欠けるものの、多様な風景が散りばめられた宝石箱のような国です。そしてこの国の鉄道も、路線網は減ったとはいえ、とても充実しています。乗れば車窓が勝手に変わってくれるので、上述のような風景が移り変わっていく様子をゆったりと眺めていくことができる。寝ていても動き続け、気がつけば異郷の地に降り立つことができる…。
鉄道の全路線を端から端まで乗車することを「全線完乗」といいます。2009年10月17日、鳥取県の若桜鉄道を乗車したことで、「全線完乗」しました。
この講座では、今までの鉄道旅の経験から、旅程の作り方、準備、おすすめの場所等、鉄道旅の楽しみ方に加え、郵便局の記念印の一種である「風景印」の楽しみ方等をお話しします。ラジオ番組でも話をしていますので、そこで話した内容を、ラジオでは紹介できない写真を使いながら、紹介します。

対象：一般

会場：神楽坂/森戸記念館

テキスト：プリントを配付

備考：◆夏休みの旅行の参考になるような鉄道旅行についてご説明します。

名前	宮村 一夫
肩書き	東京理科大学理学部第一部化学科　教授　工学博士
プロフィール	1998年12月21日JRを、また2009年10月17日他路線も含めて全線完乗する。2013年9月に4夜、2014年4月から月1回のペースでラジオ深夜便にて「テッチャン先生の大人の旅ガイド」を担当。