大学公開講座のセカンドアカデミー

日本の建物はどう設計されているのでしょうか。どんな法規や慣習が建築設計に影響を与えているのでしょうか。現場で建築デザイナーとして活躍する講師の立場から、複雑なことで有名な日本の建築法規に関する基礎知識を紹介します。図表、最近の建築プロジェクトに関するケーススタディ、政府がオンラインで公表している情報、教室で解く簡単な練習問題などを通して、主なタイプの居住用・商業用・公共建築物に適用される規則を考察します。建築で用いられる測定や規模の単位、土地利用及び都市計画に関する規則、建築容積、技術仕様・材料仕様などについて講義し、さらに講師が引率して丸の内や銀座など重要建築プロジェクトが目白押しの場所にも出かけます。設計や建築、不動産に関する経験がない方でも受講できます。

授業はすべて英語で行われます。英語レベルの目安は「中上級」以上です。

TUJキャンパスにおけるソーシャルディスタンスの確保について

名前	Mieko Watanabe/わたなべ　みえこ
肩書き	－
プロフィール	東京代官山で建築とインテリアデザインのサービスを二ヶ国語で展開するwAtelier LLCとTokyo Design Collaborative（TDC）の代表を務める傍ら、IES東京留学センターの教員として、建築と写真に関する大学講義を担当。現在進行中のプロジェクトには、ベトナムでの新規ブティックホテルの建築、同じくベトナムでの小売店のリブランディング、そして東京での様々な住宅建築など複数の案件を手がける。wAtelierとTDCは、建築基準から設計図まで細部に至って注意を払い、オーナーのアイデンティティー、実用性、そして各土地の特色を重視するデザインソリューションを提供している。コロンビア大学コロンビアカレッジから文学士号、そしてイェール大学建築大学院から建築学修士号を取得している。