大学公開講座のセカンドアカデミー

東京オリンピックの開幕に向けて、外国人旅行者も増加しています。日本文化や社会について、うまく説明することはできますか。普段から慣れ親しんでいる日常を新たな観点からとらえて、躊躇することなく質問を受けられるように準備しましょう。

このコースでは、外国人旅行者がよく日本人を困らせる質問について話し合い、十分な知識と練習をもって対応できるように学習します。さらに、日本と西洋の社会心理学的相似と相違や、その根底にある重要な理由を考察していきます。授業は、講義形式とディスカッションで構成され、興味深い様々なテーマを取り上げます。テーマ例：母と子の関係、男女関係（異文化間の恋愛と結婚）、日本語の心理学、贈答習慣、「頑張る」ストレス、日本における非言語コミュニケーションの重要性など。こうしたテーマに興味を持つ方はもちろん、全ての方にお勧めのコースです。

各講座の詳しいシラバスや指定テキストの情報は、生涯教育プログラムオフィスまでお気軽にお問い合わせください。シバラスは過去学期に配布した資料をご参照いただけます。最新のシラバスは授業初日に教室で配布します。

名前	Helmut Morsbach
肩書き	－
プロフィール	ドイツ人の両親のもと、南アフリカに生まれる。ケープタウン大学で社会心理学の博士号を取得。国際基督教大学（1967～1969年）とグラスゴー大学（1969年～1992年）に続いて滋賀大学でも10年にわたって心理学の教員を務め、研究活動にも取り組んだ。滋賀大学では英語学科の授業も担当。過去１０年間は、心理学の非常勤講師として、テンプル大学ジャパンキャンパスで異文化間心理学などの講義を担当している。