大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
マーケティングは、顧客の必要に応えるための企業の諸活動です。リサーチや広告といった活動だけがマーケティングではなく、企業理念や思想としても、マーケティングは重要となっています。
マーケティングは、ソーシャルメディアやインターネットをはじめとするデジタルの発達に伴い、大きく変化し、また進化しています。マーケティング3.0では、顧客との共創や協働を通じて、社会全体の価値を向上させることの重要性が提示されるようになりました。さらにマーケティング4.0では、伝統的なマーケティングからデジタル時代のマーケティングへと移り変わる必要性が強調されています。
本講座では、ソーシャルメディア・マーケティングとして、特にソーシャルメディアを中心とした新しいマーケティングの可能性を紹介します。具体的には、4つの「Co」、顧客を知ること、顧客に伝えること、顧客と繋がること、そして顧客と共に創ることを提示します。その上で、その背後にあるマーケティングの変わらない本質について説明します。
本講座は、ビジネスの現場で日々マーケティングを実践している方々やデジタルに関わる方々、ソーシャルメディアやインターネットをはじめとするデジタルの発達とビジネスの結びつきに興味をお持ちの方々を対象としています。

◆ソーシャルメディアとマーケティング発展の歴史
◆・ソーシャルメディア・マーケティングの基本枠組み
・顧客を知る
・顧客に伝える
・顧客と繋がる
・顧客と創る
◆マーケティングの本質
◆共創の時代

【講座スケジュール】
第1回 05/09 19:00～20:30

【対象者】
マーケティングを実践している方々や、デジタルの発達とビジネスの結びつきに興味をお持ちの方々

単位数：0単位

名前	水越 康介
肩書き	首都大学東京准教授 経済経営学部
プロフィール	商学博士。首都大学東京経済経営学部准教授。専攻はマーケティング論、商業論、消費者行動論。学術分野のほか、民間シンクタンクでの研究活動などを通して、新しい価値の創造を目指す。主な著作に 『ソーシャル・メディアマーケティング』 (日経文庫)『「本質直感」のすすめ』(東洋経済新報社)、『ネット・リテラシー』(白桃書房)など多数。