検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2022-11-14 / 芸術・文化 / 学内講座コード:401058

能の見方・味わい方―活劇・娯楽劇としての能―

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
11月15日(火)~12月 6日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
25
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座内容】
能は、室町時代を代表する、ほとんど唯一の演劇ですから、多種多様な内容と趣の作品があります。世阿弥や金春禅竹の能に見られる、深刻なあるいは閑寂な作品が純文学だとすれば、より大衆文学的な、エンターテインメントの能もあります。ことに、応仁の乱を経て戦国乱世の難局を切り抜けた観世信光(世阿弥の甥の子)、さらに金春禅鳳(禅竹の孫)、観世長俊(信光の子)という人々は、シテとワキの対立、作リ物の多用、囃子の音楽効果等々、目と耳をたのしませる能を作りました。
それらの作者たちの代表作、「船弁慶」「紅葉狩」「一角仙人」「正尊」を読み、ビデオで鑑賞することにします。

【講座スケジュール】
第1回11月15日(火) (1)「船弁慶」――静御前と平知盛の怨霊
第2回11月22日(火) (2)「紅葉狩」――鬼と化した美女たち
第3回11月29日(火) (3)「一角仙人」――歌舞伎「鳴神」の原作
第4回12月 6日(火) (4)「正尊」――義経暗殺を謀る正尊と弁慶の対立

備考

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 羽田 昶
肩書き 本学客員教授・元本学能楽資料センター長
プロフィール 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.