大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
2015年9月の国連総会でSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)が採択されて加盟193か国が2030年の達成を目指して取り組んでいます。日本政府は統括部署を創設し安倍首相が統率・推進しています。経団連は、今後の企業価値は経済性・社会性・環境性からなると定義し、企業行動憲章の中でSDGs推進を会員会社に奨励しています。合わせて投資業界がESG(Environment， Social， Governance)投資を推進するというふうにこれからの世界を考えるときにSDGsは社会インフラを将来のために立て直す絶好の機会を世界中のあらゆる社会に提供しています。この4年間で広報活動が盛んになりMediaが取り上げ企業広告やセミナー・イベントの催し等が頻繁になってきています。こういった中で遅々として進んでいないのが、社会インフラ構成の主体者である我々住民の参加です。講座を通じて主体的にSDGsに取り組み、当事者意識を持ち自分事として実践する方策を受講いただく方たちと作り上げていきます。授業の到達目標は、「地方自治体・企業を巻き込み受講生の方々と実行案を作成・実行して後世に持続発展する社会インフラを残す第一歩にする」です。

【講座スケジュール】
第1回 5月18日(月) SDGsを理解する(世界・日本)
第2回 6月 1日(月) SDGs(日本の企業・自治体)
第3回 6月15日(月) SDGｓ(日本の自治体・企業研究)
第4回 6月29日(月) SDGs(実行案作成)
第5回 7月13日(月) SDGs(自治体等へ実行案推奨)

名前	土井 隆司
肩書き	本学特任教授
プロフィール	コカ・コーラ産業に約25年間、メンタル/キャリアカウンセリング業及び経営コンサルタント業に約10年間従事し直近約10年間は大学教員。 著書:成功キャリアデザイン、SDGs実践報告と提案etc.