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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-11-18 / 政治 / 学内講座コード:312052

「混迷する世界と日本」:第一部 ポピュリズムと民主政治の関係性について考える;第二部 国際政治の現状と展望

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
11月19日(火)~12月17日(火)
講座回数
4回
時間
下記参照
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
第一部 ポピュリズムと民主政治の関係性について考える
昨年度に続きポピュリズムについて勉強します。近年、欧米諸国でポピュリズムが台頭してきました。今年度はポピュリズムと民主政治の関係性について、その正負の側面を歴史的に考察します。20世紀の全体主義とポピュリズムの関係性、また、日本におけるポピュリズムについて主に大正時代を題材に考えます。(青木担当)
第二部 国際政治の現状と展望
国際社会は、ポスト冷戦体制に移行して既に30年が経過。経済のグローバル化が進展し、エマージング諸国が経済成長、経済力の強化と共に軍事力の整備・強化を図って、安全保障環境の変容を招来。戦後3四半世紀を経た世界のパワーバランスは、いま、大きく揺れ動き、「新冷戦体制」と呼ばれる、新たなパラダイムに移行しようとしている。欧州は、議会制民主主義の手本とされた国が、EU離脱を巡って内政・外交で困難に逢着。域内諸国も、経済成長格差や難民問題等で分断、EUの求心力は低下。中近東では、国際テロ、そして、相も変らぬアラブ・非アラブ、宗教派閥対立。アジア・オセアニアでは、核・ミサイル拡散、不法な領域拡張、覇権を目論む諸国による既存の国際秩序への露骨な挑戦。卓越する経済力、外交・軍事力で世界の秩序維持に重要な役割を果たしてきた米州大陸の覇権国は、いまや、自国国益第一優先主義にはしり、国際社会の平和と安全確保の負担軽減を主張。世界各国に、応分の負担を強く求める政策に転換。アフリカ地域では、旧態依然の独裁と貧困、絶えざる社会不安、騒擾の繰り返し。
かような国際環境の下にあって、長きに亘り全方位外交を基本としてきた日本は、それら諸問題をどう捉え、どのように対処していくべきなのか等、考え・議論する場とする。(安部担当)

【講座スケジュール】
第1回11月19日(火) (10:00-11:30)第一部 ポピュリズムと民主政治の関係性について考える(青木)
第2回11月26日(火) (10:00-11:30)第一部 ポピュリズムと民主政治の関係性について考える(青木)
第3回12月10日(火) (15:00-16:30)第二部 国際政治の現状と展望(安部)
第4回12月17日(火) (15:00-16:30)第二部 国際政治の現状と展望(安部)

講師陣

名前 青木 裕子
肩書き 本学准教授
プロフィール 国際基督教大学大学院行政学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。
著書 単著『アダム・ファーガスンの国家と市民社会』勁草書房、2010年。共著『政治概念の歴史的展開 第5巻』晃洋書房、2013年。その他
名前 安部 忠宏
肩書き 元特命全権大使、慶應義塾大学非常勤講師
プロフィール 慶應義塾大学卒業後、外務省入省。本省勤務の他、米国ではワシントンD.Cの日本大使館、ロス・アンジェルス、ボストン、シアトルの各総領事館(シアトルでは総領事)、欧州では、ジュネーヴ(スイス)日本政府代表部、ウィーン(オーストリア)日本大使館等勤務。特命全権大使としては、NIS(アゼルバイジャン、ジョージア)駐箚、アフガニスタン支援調整担当大使等歴任。退官後は明治大学客員教授等を務め、現在は慶應義塾大学非常勤講師。
Tadahiro Abe (1991) Foreign Aid Policy, Harvard University Press.
Tadahiro Abe (2007) Foreign Policy of Japan, Khazar University Press.
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