講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-06 / 文学 / 学内講座コード:312025
連歌初心講~四季折々の句~「秋」に恋の心を添える
- 開催日
- 10月 7日(月)~ 3月 2日(月)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
季節を連歌の句に詠もうという時、多くの人が俳句の季寄せ(歳時記)を参照されるようです。たしかに季語は季節を表現する上で不可欠の要素ではあります。しかし連歌は付け具合(付様)や変化の妙(転じ)を数人で楽しむ文芸です。「物」に動作を添えて、ずらりと並べるだけでよいというものではありません。もともと連歌の季語はそれほど多いわけではなく、平安期~中世の和歌の世界で好まれ洗練された歌材・歌ことばの範囲内で、少し妙味を加えた程度のものだったのです。なぜそれで事足りていたのでしょうか。その答えは「心」ということになりそうです。私たちの先祖は、季語の心を大切にしていました。月ひとつを見るにつけても、その美しさや清らかさだけでなく、そこから悲しみ・寂しさ・懐かしさ・恋しさ・後悔・思いやり・信仰心等々、とりとめもなく心をめぐらせ、表現しようとしていたのです。「ことばで句を付けるのではなく、心で付けよ」・・・先人の戒めです。今回は「秋」に恋の心を表現する楽しみを、ご一緒に。
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(月) (1)秋の草花と恋の心
第2回12月16日(月) (2)紅葉と恋の心
第3回 1月 6日(月) (3)露や時雨と恋の心
第4回 1月20日(月) (4)秋風と恋の心
第5回 2月17日(月) (5)月と恋の心
第6回 3月 2日(月) (6)その他の景物と恋の心
季節を連歌の句に詠もうという時、多くの人が俳句の季寄せ(歳時記)を参照されるようです。たしかに季語は季節を表現する上で不可欠の要素ではあります。しかし連歌は付け具合(付様)や変化の妙(転じ)を数人で楽しむ文芸です。「物」に動作を添えて、ずらりと並べるだけでよいというものではありません。もともと連歌の季語はそれほど多いわけではなく、平安期~中世の和歌の世界で好まれ洗練された歌材・歌ことばの範囲内で、少し妙味を加えた程度のものだったのです。なぜそれで事足りていたのでしょうか。その答えは「心」ということになりそうです。私たちの先祖は、季語の心を大切にしていました。月ひとつを見るにつけても、その美しさや清らかさだけでなく、そこから悲しみ・寂しさ・懐かしさ・恋しさ・後悔・思いやり・信仰心等々、とりとめもなく心をめぐらせ、表現しようとしていたのです。「ことばで句を付けるのではなく、心で付けよ」・・・先人の戒めです。今回は「秋」に恋の心を表現する楽しみを、ご一緒に。
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(月) (1)秋の草花と恋の心
第2回12月16日(月) (2)紅葉と恋の心
第3回 1月 6日(月) (3)露や時雨と恋の心
第4回 1月20日(月) (4)秋風と恋の心
第5回 2月17日(月) (5)月と恋の心
第6回 3月 2日(月) (6)その他の景物と恋の心
講師陣
名前 | 池田 英悟 |
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肩書き | 本学非常勤講師・むさしの連歌会代表 |
プロフィール | 昭和26年大阪市生まれ。 能楽資料センター研究員・むさしの連歌会代表・『平家物語』愛読会(町田市)。 論文:「梁塵秘抄と信仰」「にみる老境の世界」ほか。 |
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