講座詳細情報
申し込み締切日:2019-08-01 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:311042l
南北朝時代の天皇 ―分立と統一 ― 【連続講座】歴代天皇の足跡をたどる 第12回目
- 開催日
- 8月 2日(金)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 21
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
南北朝時代とは、14世紀、朝廷が南朝と北朝に分立しながら展開した全国的な動乱の時代で、それは約60年続きました。この間は、二人の天皇が並び立ち、二つの年号が併存するという、日本史上でも特異な時代といえます。
室町幕府に擁立された京都の北朝と、それに対抗し、後醍醐天皇の遺志を継いで吉野などを拠点とした南朝。「三種の神器」の問題など、お互いにその正統性を主張して争います。一時的に、幕府方と南朝との和睦が成立し、幕府の奉じていた北朝は廃止されて南朝に統一されます(「正平の一統」)。しかしそれもつかの間、再度分立し、すぐに北朝は再建されています(「新北朝」)。その後、三代将軍足利義満の主導によって、1392年、南朝が北朝に吸収される形で南北朝合一に至ります。
この講座では、南朝や北朝の関係性を考える上で重要な出来事や、両朝の天皇のそれぞれの特徴、そして南朝の実体や室町幕府と北朝の関係などについて探っていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 8月 2日(金)
南北朝時代とは、14世紀、朝廷が南朝と北朝に分立しながら展開した全国的な動乱の時代で、それは約60年続きました。この間は、二人の天皇が並び立ち、二つの年号が併存するという、日本史上でも特異な時代といえます。
室町幕府に擁立された京都の北朝と、それに対抗し、後醍醐天皇の遺志を継いで吉野などを拠点とした南朝。「三種の神器」の問題など、お互いにその正統性を主張して争います。一時的に、幕府方と南朝との和睦が成立し、幕府の奉じていた北朝は廃止されて南朝に統一されます(「正平の一統」)。しかしそれもつかの間、再度分立し、すぐに北朝は再建されています(「新北朝」)。その後、三代将軍足利義満の主導によって、1392年、南朝が北朝に吸収される形で南北朝合一に至ります。
この講座では、南朝や北朝の関係性を考える上で重要な出来事や、両朝の天皇のそれぞれの特徴、そして南朝の実体や室町幕府と北朝の関係などについて探っていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 8月 2日(金)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 三浦 龍昭 |
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肩書き | 大正大学准教授 |
プロフィール | 1975年鹿児島県生まれ。大正大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。博士(文学)。現在、大正大学文学部歴史学科准教授。 専門は日本中世政治史、とくに南北朝時代の政治史。日本古文書学会評議員・編集委員。 著書・論文に、『征西将軍府の研究』(青史出版、2009年)、『南朝研究の最前線』(共著 洋泉社、2016年)、『歴史と仏教』(共著 文化書院、2012年)、「南朝の綸旨について-後村上天皇綸旨の基礎的考察-」(阿部猛編『中世政治史の研究』、日本史史料研究会、2010年)など。 |
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