講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:311014
三島由紀夫の『近代能楽集』I
- 開催日
- 4月 2日(火)~ 7月23日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
近現代の文学者で、三島由紀夫ほどよく能を見、その魅力と真価に迫った作家はほかに見られません。エッセイでも能を論じていますが、特に八篇の戯曲からなる『近代能楽集』は特筆に値します。これは新作能でも能の現代化でもなく、新劇のために書かれた純粋な近代劇ですが、能を大胆に翻案した特異な作品です。これらを一篇ずつ、原作の能との異同などを検討しながら、読み味わうことにします。
【講座スケジュール】
第1回 4月 2日(火) 序説:三島由紀夫は能をどう見たか
第2回 4月16日(火) 能の<邯鄲(かんたん)>
第3回 5月 7日(火) 三島の<邯鄲>
第4回 5月21日(火) 能の<綾(あやの)鼓(つづみ)>
第5回 6月 4日(火) 三島の<綾の鼓>
第6回 6月18日(火) 能の<卒(そ)都(と)婆(ば)小町(こまち)>
第7回 7月 2日(火) 三島の<卒塔婆小町>
第8回 7月23日(火) 能と三島の<葵上(あおいのうえ)>
近現代の文学者で、三島由紀夫ほどよく能を見、その魅力と真価に迫った作家はほかに見られません。エッセイでも能を論じていますが、特に八篇の戯曲からなる『近代能楽集』は特筆に値します。これは新作能でも能の現代化でもなく、新劇のために書かれた純粋な近代劇ですが、能を大胆に翻案した特異な作品です。これらを一篇ずつ、原作の能との異同などを検討しながら、読み味わうことにします。
【講座スケジュール】
第1回 4月 2日(火) 序説:三島由紀夫は能をどう見たか
第2回 4月16日(火) 能の<邯鄲(かんたん)>
第3回 5月 7日(火) 三島の<邯鄲>
第4回 5月21日(火) 能の<綾(あやの)鼓(つづみ)>
第5回 6月 4日(火) 三島の<綾の鼓>
第6回 6月18日(火) 能の<卒(そ)都(と)婆(ば)小町(こまち)>
第7回 7月 2日(火) 三島の<卒塔婆小町>
第8回 7月23日(火) 能と三島の<葵上(あおいのうえ)>
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授・元本学能楽資料センター長 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。 |