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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-11-06 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:292074c

建武式目 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 第四弾(3)

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
11月 7日(火)
講座回数
1回
時間
15:00~16:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,500円
定員
50
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
鎌倉幕府の滅亡、建武政権の樹立と崩壊、初期足利政権の成立と南北朝の動乱と続いた14世紀は激動の時代でした。今回は建武三(1336)年に初期足利政権が発布した「建武式目」を読み、この時代の背景や諸問題について解説してみたいと思います。
1333年鎌倉幕府は滅亡し、後醍醐天皇の建武政権が誕生しました。しかし後醍醐天皇の天皇親政は意欲的な新政策を打ち出しながらも非現実的な政策が破たんして短期間に崩壊に向かいました。これに代わって幕府再興のスローガンを掲げた足利尊氏によって初期足利政権(室町幕府)が成立し、南北朝の動乱が始まりました。南北朝の動乱は、「公武水火」と表現されるように後醍醐天皇の宮方と幕府の武家方の争いというだけでなく、天皇親政を主張する南朝と院政を王権のあり方とする北朝の対立もまた60年に及ぶ動乱の本質でした。「建武式目」は「貞永式目」とはことなり、施政方針ともいうべき内容ですが、鎌倉幕府の滅亡から建武政権の破綻という戦乱を経た京都にあって、足利政権がどのような方針で新政権を運営しようとしたのかを端的に示しています。17箇条の条文を読みながらこの時代の背景や諸相を探っていきたいと思います。


【講座スケジュール】
第1回11月 7日(火)

備考

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 漆原 徹
肩書き 本学教授
プロフィール 文学博士(史学)
慶應義塾大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了、博士課程単位取得終了
慶應義塾大学・同大学院・日本女子大学講師
著書 『中世軍忠状とその世界』・吉川弘文館、『今日の古文書』第三巻・雄山閣、『日本法制史史料集』・慶應義塾大学出版会、『日本中世の政治と社会』吉川弘文館、『長野県上田市大字殿城字岩清水地区の総合歴史調査』科研報告書、『麻布善福寺蔵・亜米利加ミニストル旅宿記』港区教育委員会、『南北朝百話』二玄社など
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