講座詳細情報
申し込み締切日:2017-10-02 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:292045
歌舞伎舞踊の名作を鑑賞する
- 開催日
- 10月 3日(火)~ 1月30日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
歌舞伎の演目は、時代物の芝居と世話物の芝居と舞踊劇とから成り立っています。幼い時から舞踊や鳴り物の稽古をしている歌舞伎役者は、誰しも俳優であると同時に舞踊家です。すなわち舞踊は歌舞伎の基礎であり華であります。そして歌舞伎舞踊は、西洋舞踊と違い、長唄・常磐津・清元などの語り物音楽と深く結びついているのが特徴です。物語のテーマ、詞章の意味と、音楽性・舞踊性に留意しながら鑑賞したいと思います。
【講座スケジュール】
第1回10月 3日(火) 鷺娘――白鷺の化身が江戸娘に
第2回10月24日(火) 関の扉――顔見世舞踊の古怪と幻想
第3回11月 7日(火) かさね――劇的な起伏、清元の名曲
第4回11月21日(火) 六歌仙――王朝歌人のパロディ
第5回12月 5日(火) 靭猿――女大名・色奴・猿曳きの織りなす舞踊劇
第6回12月26日(火) 壽式三番叟――荘重に、そして軽快に
第7回 1月16日(火) 鏡獅子――九代目団十郎の創意と格調
第8回 1月30日(火) 身替座禅――松羽目物の楽しさ
歌舞伎の演目は、時代物の芝居と世話物の芝居と舞踊劇とから成り立っています。幼い時から舞踊や鳴り物の稽古をしている歌舞伎役者は、誰しも俳優であると同時に舞踊家です。すなわち舞踊は歌舞伎の基礎であり華であります。そして歌舞伎舞踊は、西洋舞踊と違い、長唄・常磐津・清元などの語り物音楽と深く結びついているのが特徴です。物語のテーマ、詞章の意味と、音楽性・舞踊性に留意しながら鑑賞したいと思います。
【講座スケジュール】
第1回10月 3日(火) 鷺娘――白鷺の化身が江戸娘に
第2回10月24日(火) 関の扉――顔見世舞踊の古怪と幻想
第3回11月 7日(火) かさね――劇的な起伏、清元の名曲
第4回11月21日(火) 六歌仙――王朝歌人のパロディ
第5回12月 5日(火) 靭猿――女大名・色奴・猿曳きの織りなす舞踊劇
第6回12月26日(火) 壽式三番叟――荘重に、そして軽快に
第7回 1月16日(火) 鏡獅子――九代目団十郎の創意と格調
第8回 1月30日(火) 身替座禅――松羽目物の楽しさ
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授・元本学能楽資料センター長 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。 |