大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
文章を読んでいると、文学作品の言葉を誤って理解したまま引用している例がよくあります。著名な人の文章中でそのような表現に遭遇して驚かされることも少なくありません。中国文学では作者の本意や意図とは関係なく、自分の役に立つ言葉を抜き出して自分の文に用いることを断章取義と言いますが、名言は本来の文脈にあってこそ味わいがあります。また、作品を批評する場合はどこまでも慎重であることが求められます。今回は与謝野晶子の深い悲しみを湛えた歌をめぐる大きな誤解についてお話しします。

【講座スケジュール】
第1回12月 9日(土)

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	須山 長治
肩書き	本学非常勤講師
プロフィール	早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程単位修得満期退学。文学修士。 駒澤大学非常勤講師。本学通信教育部非常勤講師。