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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-22 / 文学 / 学内講座コード:292031

方丈記の問いかけるもの

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月23日(月)~ 3月26日(月)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
日本社会が、古代から中世へと大きく変革した、動乱の平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて、現世の無常と不如意とを実体験し、出家・進世して草庵生活を営みながら、現世での安楽境を求め続け、その軌跡を記した鴨長明の『方丈記』を読み、そこに示された作者の実態の解明に迫りたい。
『方丈記』は全体を通して、無常で不如意の現世において、いかにして自己の安楽境を実現することができるかという問題を追求しております。
この時間を越えた、人間誰もが求める問いは、現状を生きる私どもの問題でもあります。『方丈記』が求め、問いかけていることを知り、そこに古人の発信した、現代人へのメッセージを見出すことができればと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月23日(月) 1、作者・作品の解説―鴨長明と『方丈記』について
第2回10月30日(月) 2、序章の考察
第3回11月13日(月) 3、安元の大火、治承の辻風
第4回11月27日(月) 4、福原遷都、養和の飢饉
第5回12月11日(月) 5、元暦の大地震、無常の現世における安楽境獲得への問題提起
第6回12月25日(月) 6、作者略歴の回顧、方丈の草庵の造成とその構造
第7回 1月22日(月) 7、草庵を囲む自然環境、草庵生活の実態
第8回 2月26日(月) 8、草庵生活の自足状況、閑居の気味の達成
第9回 3月12日(月) 9、終章―究極の自己対決
第10回 3月26日(月) 10、総括―『方丈記』と現代

備考

【教材】
『校注 方丈記(完)』 武蔵野書院 756円

※上記教材をお持ちでない方は、

詳細ページよりご購入ください。


※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 関口 忠男
肩書き 大東文化大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士課程日本文学専攻修了。目白学園高等学校教諭・目白学園女子短期大学教授
を経て、大東文化大学名誉教授。
著書は『往生伝の研究』(新読書社)、『中世文学序考』(武蔵野書院)他。第23回日本文芸大賞・研究努力賞受賞(授賞対象『中世文学序考』)
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