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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-04 / 文学 / 学内講座コード:292028

『今昔物語集』巻第二十七後半を読む(1) ― 霊鬼の話 ―

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月 5日(木)~ 3月 8日(木)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『今昔物語集』巻第二十七後半に収められた鬼と霊の話を読みます。この巻は「本朝 付霊鬼」と題されているとおり、京の都そして周辺諸国に伝わった様々な怪異説話を収録しています。芥川龍之介は『今昔物語集』を、「写生的筆致」で「当時の人々の精神的争闘」を描きだした作品と評しましたが、まさにこの巻からは平安時代人の恐怖・悩みといった心の闇を垣間見ることができます。貴族の館、庶民の住まい、あるいは人々が往来する橋など、様々な舞台に登場する鬼・霊の説話を通じて、編者が旺盛な好奇心をもって描き出した当時の人々の姿と心を読みとっていきましょう。

【講座スケジュール】
第1回10月 5日(木) 第二十一話 瀬田の橋の女の霊の話
第2回11月 9日(木) 第二十二話 子を食らう鬼の話
第3回11月30日(木) 第二十三話 鬼を射とめた若者の話
第4回12月 7日(木) 第二十四話 亡妻の魂と会う夫の話
第5回12月14日(木) 第二十六話 河内の佐大夫の霊の話/第二十七 銀器を取り返す霊の話
第6回 1月11日(木) 第二十八話 古歌を詠じる鬼の話
第7回 2月 1日(木) 第二十九話 幼児を奪う霊鬼の話
第8回 2月 8日(木) 第三十一話 三善清行が鬼を説得する話
第9回 3月 1日(木) 第三十二話 民部大夫頼清の娘が誘拐される話
第10回 3月 8日(木) 第三十三話 応天門の上に現れた「笑う光」の話

備考

【教材】
『今昔物語集』本朝部下 岩波文庫 1,361円

※上記教材をお持ちでない方は、

詳細ページよりご購入ください。


※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鈴木 治子
肩書き 大正大学非常勤講師
プロフィール 武蔵野女子大学日本文学科卒業。大正大学大学院博士課程国文学専攻単位取得。東京都・埼玉県の区民・市民講座講師、NHK文化センター講師、大正大学オープンカレッジ講師、獨協大学オープンカレッジ講師を務める。
〈著書〉『歌謡文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社) 『中世文学の展開と仏教』(共著、おうふう)
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