講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-10 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:291054
「菅原伝授手習鑑」全編の鑑賞
- 開催日
- 4月11日(火)~ 8月 8日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
「菅原伝授手習鑑」は、「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」とならぶ義太夫狂言の三大名作の一つです。藤原時平との政争に敗れた菅丞相(菅原道真)が北野に天神様として祀られるに至るまでの物語を柱に、梅王・松王・桜丸の三つ子の活躍、菅丞相と苅屋姫、白太夫と桜丸、松王と小太郎、三様の親子の別れを描いています。
「忠臣蔵や「千本桜」のように通しで上演することは滅多にありませんが、現行歌舞伎が伝承している場面を総結集し、通しに近い形で読み、映像で鑑賞することにします。
【講座スケジュール】
第1回 4月11日(火) 序説:菅原道真伝説と芸能
第2回 4月25日(火) 「加茂堤」――恋の取り持ち、事件の発端
第3回 5月23日(火) 「筆法伝授」――武部源蔵への師恩
第4回 6月 6日(火) 「道明寺」――杖折檻、老女形の貫禄と肚
第5回 6月27日(火) 「道明寺」――東天紅・丞相名残、木像の奇蹟
第6回 7月11日(火) 「車引」――荒事の美、歌舞伎のエッセンス
第7回 7月25日(火) 「賀の祝」――悲哀と無常観
第8回 8月 8日(火) 「寺子屋」――殉教の悲劇
「菅原伝授手習鑑」は、「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」とならぶ義太夫狂言の三大名作の一つです。藤原時平との政争に敗れた菅丞相(菅原道真)が北野に天神様として祀られるに至るまでの物語を柱に、梅王・松王・桜丸の三つ子の活躍、菅丞相と苅屋姫、白太夫と桜丸、松王と小太郎、三様の親子の別れを描いています。
「忠臣蔵や「千本桜」のように通しで上演することは滅多にありませんが、現行歌舞伎が伝承している場面を総結集し、通しに近い形で読み、映像で鑑賞することにします。
【講座スケジュール】
第1回 4月11日(火) 序説:菅原道真伝説と芸能
第2回 4月25日(火) 「加茂堤」――恋の取り持ち、事件の発端
第3回 5月23日(火) 「筆法伝授」――武部源蔵への師恩
第4回 6月 6日(火) 「道明寺」――杖折檻、老女形の貫禄と肚
第5回 6月27日(火) 「道明寺」――東天紅・丞相名残、木像の奇蹟
第6回 7月11日(火) 「車引」――荒事の美、歌舞伎のエッセンス
第7回 7月25日(火) 「賀の祝」――悲哀と無常観
第8回 8月 8日(火) 「寺子屋」――殉教の悲劇
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授・元本学能楽資料センター長 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。 |