大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
賢治の人物像・童話・詩・生活・宗教観等について対談形式で話し合います。また、話の中で童話・詩の朗読を交え、解説いたします。
谷口(旧姓・照井)秀子さんは賢治の故郷の花巻弁による賢治童話・詩の朗読公演活動をされてきた方で永年、賢治の普及に貢献されその功績で宮澤賢治学会よりイーハトーブ奨励賞を受賞された方です。祖父・父・母と賢治と関わりの深い家系なので、生き生きとした賢治の生前の素顔が蘇るようなお話も伺えるかと思います。
朗読では女優・故長岡輝子さん盛岡弁による朗読も素晴らしいのですが、賢治が日常話していた花巻言葉は特に柔らかく(上品)、優しい(優美)と感じられます。

【講座スケジュール】
第1回 5月20日(土)

名前	竹田 日出夫
肩書き	本学名誉教授
プロフィール	1935年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。武蔵野大学名誉教授。日本現代詩人会員、文芸家協会員、パレスティナ難民支援NGO「地に平和」会員。 著書に『渇仰と復活の挿画』『現代世界の暴力と詩人』『詩集 フィレンツェのムンク』『詩集 地中海から』、編著に『昭和の詩論研究』『中原中也・立原道造』など。

名前	谷口 秀子
肩書き	宮澤賢治語り部・イーハトーブ大使
プロフィール	岩手県花巻市出身。昭和女子大学卒。毎年、東京月島で賢治祭を主宰し、永年「銀河の世界へのメッセージ」で花巻方言による賢治童話と詩の朗読・解説を行う。現在は「風と雲とまるめろの会」を主宰。NHK出演ほか賢治作品の「語り・朗読CD」2巻がある。イーハトーブ大使。