講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-17 / 芸術・文化 / 学内講座コード:291019
『源氏物語』を舞台化した能
- 開催日
- 4月18日(火)~ 8月22日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
能は『源氏物語』から大きな影響を受けています。『源氏物語』を部分的に引用したり、関連する人物や場面を描いたりする曲まで含めると相当数ありますが、『源氏物語』の特定の巻を原典として、そのストーリーを舞台上に展開したに能は、現行曲では10曲ほどになります。 その中から、原典の各巻を丁寧に読んだ上で、「半蔀」と「夕顔」、「葵上」と「野宮」、そして十数人の人物が登場する絵巻物ふうの「住吉詣」を、映像で鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回 4月18日(火) 序説:能は『源氏物語』をどう取り入れているか
第2回 5月 9日(火) 「夕顔」の巻を読み、能「半蔀」を鑑賞する
第3回 5月30日(火) 「夕顔」の巻を読み、能「夕顔」を鑑賞する
第4回 6月13日(火) 「葵」の巻と「賢木」の巻を読む
第5回 7月 4日(火) 能「葵上」を鑑賞する
第6回 7月18日(火) 能「野宮」を鑑賞する
第7回 8月 1日(火) 「澪標」の巻を読む
第8回 8月22日(火) 能「住吉詣」を鑑賞する
能は『源氏物語』から大きな影響を受けています。『源氏物語』を部分的に引用したり、関連する人物や場面を描いたりする曲まで含めると相当数ありますが、『源氏物語』の特定の巻を原典として、そのストーリーを舞台上に展開したに能は、現行曲では10曲ほどになります。 その中から、原典の各巻を丁寧に読んだ上で、「半蔀」と「夕顔」、「葵上」と「野宮」、そして十数人の人物が登場する絵巻物ふうの「住吉詣」を、映像で鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回 4月18日(火) 序説:能は『源氏物語』をどう取り入れているか
第2回 5月 9日(火) 「夕顔」の巻を読み、能「半蔀」を鑑賞する
第3回 5月30日(火) 「夕顔」の巻を読み、能「夕顔」を鑑賞する
第4回 6月13日(火) 「葵」の巻と「賢木」の巻を読む
第5回 7月 4日(火) 能「葵上」を鑑賞する
第6回 7月18日(火) 能「野宮」を鑑賞する
第7回 8月 1日(火) 「澪標」の巻を読む
第8回 8月22日(火) 能「住吉詣」を鑑賞する
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授・元本学能楽資料センター長 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。 |