大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
能は総合芸術といわれ、さまざまな要素をもっているとともに、さまざまな鑑賞のしかたがあります。そこで、現在上演されている250曲近くの館(現行曲)のなかから、上演頻度の高い名曲のいくつかを選び、能をどう見れば楽しく味わえるかを考えたいと思います。各作品ごとに主題、場面、登場人物、演出(扮装・音楽・所作・道具類・特別な演出、その他)をとりあげ、解説してゆきます。それぞれ各上演曲については、その一部分の舞台をビデオでお目にかける予定です。

【講座スケジュール】
第1回 6月 6日(火) 「藤戸」の見方味わいかた
第2回 7月 4日(火) 「鶴」の見かた味わいかた
第3回 8月 1日(火) 「采女」の見かた味わいかた
第4回 8月29日(火) 「百万」の見かた味わいかた
第5回 9月26日(火) 「道成寺」の見かた味わいかた

名前	西 哲生
肩書き	本学能楽資料センター非常勤研究員・能楽評論家
プロフィール	1937年生まれ。埼玉大学卒。株式会社東京堂出版勤務(1959～2003年)、武蔵野大学文学部非常勤講師(1992、1996～2007年)、文化学院創造表現科非常勤講師(1993～1994、1997～2009年)。 文化庁芸術祭演劇部門審査委員、文化庁芸術選奨演劇部門選考委員、日本芸術文化振興会(国立能楽堂)能楽公演専門委員、国立劇場養成事業委員会委員等を歴任。共著に『能楽大辞典』(2012年 筑摩書房)。